お久しぶり、または初めまして。 webオートバイから『スズキのバイク!』に出張中の石神です。今回は憧れのリッタースポーツ「GSX-R1000R」に乗らせていただいたのですが、レポートの前に乗るまでの経緯と今回設定した命題を前置きさせていただきます。

スーパースポーツGSX-R1000Rに1度でいいから乗ってみたい

前回の新型カタナ体験レポートを読んでいただいた方はお久しぶり、初めての方は初めまして。

webオートバイ編集部の石神です。スズキのバイク!に出張しております。

時間が過ぎるのは早いもので、前回のカタナレポートを書いたのがつい先日のような気がしていましたが、カレンダーを見れば季節はもう2月。

「もうそんなに経ったのか」なんて思いながら日々を消化していると、『スズキのバイク!』に北岡さんのGSX-R1000Rの試乗記事がアップされているのが目に留まりました。

画像1: スーパースポーツGSX-R1000Rに1度でいいから乗ってみたい

「リッタークラスのスーパースポーツ。やっぱ一度は乗ってみたいよなぁ……」

学生時代は父親の所有していた80年代のレプリカを乗り回していたことや、webオートバイに就職してからこっちレースにも関心を持ち、MotoGPを観はじめたこともあって、最近ではスーパースポーツにも興味深々な私。

中でもリッタークラスのスーパースポーツは憧れるもので、GSX-R1000Rはルックス的にも推しのバイク。なんとか乗らせてもらえないか頼んでみることにしました。

画像2: スーパースポーツGSX-R1000Rに1度でいいから乗ってみたい

誠意を見せるべく先んじて髪を黒く染め、鬼気迫る表情で真面目に仕事中の北岡さんにお願いしてみます。

「北岡さん、お願いがありまして、GSX-R1000Rに乗らせていただけないでしょうか?」

画像3: スーパースポーツGSX-R1000Rに1度でいいから乗ってみたい

「おいおい、ダメに決まってんだろぉ⁉」

すげなく断られました。

それでもやはり諦めきれないので、もう一度チャレンジしましたがやはり答えはノー。取り付く島もありません。

画像4: スーパースポーツGSX-R1000Rに1度でいいから乗ってみたい

断られることでむしろ乗りたい気持ちが募ってしまった私。

(上司に隠れ)自分の職務そっちのけでWordを開き請願書を作成。

画像5: スーパースポーツGSX-R1000Rに1度でいいから乗ってみたい

これを叩きつけ、コーヒーの買い出しからヘルメット磨き等諸々の雑事を乗り越えて、ようやくGSX-R1000Rに乗る権利を手に入れたのです!

画像6: スーパースポーツGSX-R1000Rに1度でいいから乗ってみたい

考えてみたらバイクって1人1台が一般的なのでは……?

やりとり(の大部分)にフィクションが含まれていますが、私がGSX-R1000Rに乗るまでの経緯は上記の通り。

ただ、撮影にあたって相談している最中に、北岡さんの口から気になる言葉が。

「……バイクは用途別に乗り換えるものだから……」

ん? 用途別に、バイクを、乗り換える?

北岡さんはあまりにもバイクが好きすぎて、一度買ったバイクを売ることができない性格の人なので、あんなことを言っていましたが、普通はバイクを2台も3台も所持してる人ってそんなにいない気が……

画像1: 考えてみたらバイクって1人1台が一般的なのでは……?

そもそもこの現代、バイク自体が安くはありません。オイルなどの消耗品代だって20代の自分にとっては頑張って捻出しなければならないものです。

駐輪場など保管場所の問題も発生しますし、普通に考えればそうそう複数台なんて所持できるものではない……というのが私の見解です。

画像2: 考えてみたらバイクって1人1台が一般的なのでは……?

それに学生時代、私は1台を維持するのが精一杯だったため、通学からキャンプツーリングまで1台のバイクで行っていました。なので私としては、どんなバイクであれ1台でいろいろなことができないと困るのです。

1台で多くを満たしてくれる自分にとっての1台きりの愛車。少し大袈裟に「唯一の1台」とでも言いましょうか。

私と同じようなスタンスの人にとって、そういった点もバイク選びで重要になってくるのではないでしょうか?

画像3: 考えてみたらバイクって1人1台が一般的なのでは……?

というわけで今回は、バイクって1人1台が普通じゃないか? って考えを念頭にGSX-R1000Rが「唯一の1台」になり得るかという命題を立て、実際に走ってみることにしました。

(下に続きます)

ただし、ワタクシまだまだ「大型バイク初心者」ですので、前回の新型カタナの時と同様、熟練ライダーのような深いインプレッションはお届けできません(ごめんなさい!)

なので、大型バイク初心者による一種のエンターテインメントとしてお付き合いいただければ幸いです。

次回は街乗り編。

シート高などのカタログスペックや外見からは想像できなかったGSX-R1000Rの意外な一面を知ることに……?

To be continued......

NEXT▶▶▶街乗りでGSX-R1000Rの意外な一面を見た!

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