スズキの『カタナ』ってどんなバイク? 気になる燃費や足つき性を実際に触れてみてレポートします。 その他にもスペックや装備など基本情報を詳しくお届け!
スズキの『カタナ』を解説します!
SUZUKI KATANA(2022)
バイク乗りなら言わずと知れたスズキのレジェンドバイク『カタナ』。
2019年、GSX-S1000をベースに『KATANA』として復活を果たし、2022年で初のモデルチェンジ。電子制御を獲得し、更なる進化を遂げました。
今回のモデルチェンジではスタイリングの変化はありません。刀の切っ先をイメージしたフロントカウルや各部のデザインはレジェンドカタナをイメージしつつ、全体的にはスタイリッシュで現代的なものに仕上げられています。
見た目で大きく変わったのはカラーリング。
もちろんカタナを象徴するシルバーは引き続きラインナップされていますが、今回はシリーズ初のマットカラーが採用されました。
そして一番のポイントは最新の電子制御の獲得です。
2021年にベースモデルのGSX-S1000がモデルチェンジを受けたのに際し、こちらも装備をグレードアップさせています。
最高出力は150PSと初期型から2PSアップし、SMDS(スズキドライブモードセレクター)が採用され、A、B、Cの走行モードを選べるようになりました。電子制御スロットルとなり、Aモードの出力特性は初期型に比べ、かなりダイナミックなものとなっています。
双方向クイックシフターも搭載され、よりスポーツライディングを楽しめるとともに快適性も向上。カタナらしい独創的なデザインに更なる戦闘力が加わりました。
レジェンドをリスペクトしつつ、現代の走りを追求した新型「カタナ」は、ベテランから若者まで幅広い層を引き付ける、新しいスズキの看板となるバイクです。
スズキ『カタナ』の主なスペックと価格
全長×全幅×全高 | 2130×820×1100mm |
ホイールベース | 1460mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 825mm |
車両重量 | 215kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 73.4×59.0mm |
圧縮比 | 12.2 |
最高出力 | 110kW(150PS)/11000rpm |
最大トルク | 105N・m(10.7kgf・m)/9250rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25° |
トレール量 | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・190/50ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式(前・後) | 油圧式ダブルディスク・油圧式シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 160万6000円(消費税10%込) |