オンロードの走りをもっと楽しむためのVストローム800
スズキより2024年のニューモデルが発表です!
現在、ラインアップされているVストローム800DEは未舗装路の走りを重視し、フロントに21インチホイールを装備していますが、そこを一般的なアドベンチャーバイク同様に19インチとし、オンロードでのツーリング快適性を高めたのが、今回発表となった『Vストローム800』です。
まぁ……いずれ出るだろうと思っていた1台ですが……
注目したいのはまず、シート高。フロントが19インチ化されたことにより、Vストローム800DEに対して30mm低い825mmとなっていることです。写真だけ見るとフロントフォークも色が違うのですが……このあたりは何とも言えない部分……。
Vストローム800DE自体も855mmというシート高の数値のわりには、軽量な車体もあってか足つき性が良好だったのですが、それがさらに30mmダウンとなれば安心感は大きく向上するはずです。
そして、装備がシンプルとなったVストローム800は車両重量223kgとなっており、800DEに対し7kgの軽量化に成功。
これはオンロードの走りにおいて、大きな違いを生み出す要因になりそうです。
そして、舗装路をメインフィールドに設定することで、Vストローム800専用のライディングポジションになっているとのこと。
よく画像を見ていると、ウインドスクリーンも変更されています。確たることは言えませんが形状的にVストローム800DEの純正アクセサリーにある「ハイスクリーン」に似ています。おそらく高速道路クルージングの快適性をさらに高めた、ということでしょう。
搭載される並列2気筒エンジンの仕様については、特にアナウンスがありません。今の段階では基本的には同じ、と考えて良いかと思われます。
Vストローム800DEの時点で、エンジンフィーリングには文句のつけようがありませんので。
ただしトラクションコントロールからラフロード上で使う『Gモード』は無くなっているようです。
(下に続きます)
先に発売されているVストローム800DEは、そのオフロード性能も含めて『これ傑作バイクかも!?』と感動したバイクです。
そのバイクをもっと気軽に楽しむための、スタンダードとしての『Vストローム800』がどんなバイクに仕上がっているのか、興味は尽きません。
続報あれば、またお届けいたしますが、取り急ぎは新型発表のお知らせでした!