スズキの『GSX-S1000GX』ってどんなバイク? 気になる燃費や足つき性を実際に触れてみてレポートします。 その他にもスペックや装備など基本情報を詳しくお届け!

スズキの1000ccスーパーツーリング『GSX-S1000GX』を解説します!

SUZUKI GSX-S1000GX(2025)

スズキの新しいグランドクロスオーバーモデルとして、2024年1月に発売された「GSX-S1000GX」は、兄弟モデルのGSX-S1000/GTをベースとしながらも、ツーリングでの快適性を追求した大型スクリーンやアップライトなハンドル、荷物の積載に便利なリアキャリアなどを装備した新型スポーツツーリングモデルです。

スズキ初の電子制御サスペンション「SAES(スズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション)」の採用や、パワーモードやトラクションコントロールをボタンひとつで変えられる「SDMS-α」、路面状況を検知して出力特性なども制御する「SRAS」などの最新の電子制御システムがてんこ盛りで搭載されています。

足まわりは様々な路面状況に対応するため、前後ともそれぞれストローク量が延長されていて、最低地上高はGSX-S1000GTの140mmから155mmに増加。

また、より快適性を追求し新たに設計されたシートはライダーシート・ピリオンライダーシートをそれぞれ15mm、10mm厚くすることで快適性の向上を図っています。

2025モデルのGSX-S1000GXには価格改定が入り、メーカー希望小売価格が205万7000円(10%消費税込み)に変更となりました。2025年3月14日から発売されています。

スズキ『GSX-S1000GX』主なスペックと価格

全長×全幅×全高2150×925×1350mm
ホイールベース1470mm
最低地上高155mm
シート高830mm
車両重量232kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量998cc
ボア×ストローク73.4×59.0mm
圧縮比12
最高出力110kW〈150PS〉 / 11,000rpm
最大トルク105N・m〈10.7kgf・m〉 / 9,250rpm
燃料タンク容量19L
変速機形式6速リターン
キャスター角25.5°
トレール量97mm
タイヤサイズ(前・後)120/70-17・190/50-17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格205万7000円(消費税10%込)

GSX-S1000GX(2025)のカラーバリエーションは?

2025年モデルとして新登場したGSX-S1000GXは3色のカラーをラインアップしています。

キャンディダーリングレッド

トリトンブルーメタリック

グラススパークルブラック