バイク乗りはそれぞれが『主人公』だ!
ライダーにはそれぞれドラマがあって、ひとりひとり、みんなが主人公!
そう考える我々『スズキのバイク!』編集部のスタッフが、スズキ乗りを時には待ち伏せ、時には追撃してインタビューを敢行するのが当企画『SUZUKI HEROES/スズキ ヒーローズ』です。
編集部スタッフに捕獲されたら運の尽き!? 根掘り葉掘り『好き!』の気持ちを聞かせてもらうまで我々は帰りません。そんな企画に快くご協力いただいた……
スズキを愛するライダーたちのエピソード、ご覧くださいませ!
バイクに乗るため中国から留学⁉
Vストロームミーティング2024で最後に取材したのは、前回ご紹介した『Vストローム250』オーナー・鈴木さんと一緒に『Vストローム1050DE』で参加されていたリュウさん!
リュウさんは鈴木さんと同じ大学に通う学生で、なんとバイクに乗るため(と日本のアニメが大好きで)に留学してきたそう!
【鈴木さんの『SUZUKI HEROES!』はこちら!】
というのも、お話を聞いたところ、中国で日本のバイクはとても人気が高いらしく、憧れていた『隼』は中国では日本の3倍以上の価格がするんだとか。
ひえぇ……とんでもない、『隼』が1000万円て……。
また、中国の交通事情において、バイクはなかなか安心して乗れないようで、様々な事情から日本へ渡ることを決意したそう。
で、『隼』に憧れていたリュウさんが2023年に免許を取得し最初に乗ったのが『Vストローム250』。
翌年1月に大型免許を取得して現在の『Vストローム1050DE』に乗り換えたそう。
……って『隼』じゃないんかい!!!!
というのも『Vストローム800DE』に試乗した際、同時に試乗した『Vストローム1050DE』に魅入られてしまい、こちらを購入したそうな(笑)
それにしても、アクセサリーバーや大型のスクリーン、パニアケースなど、快適性を高めるカスタマイズにも余念がない……。
普段は横浜の自宅と鎌倉のバイト先の通勤をメインに乗っているとのことで、本人の体格も大きいためか、大きなバイクでも快適みたい。ただし、渋滞を除く。
また、学校の無い日はゆるキャン△の聖地巡礼をしたりと、大好きなアニメも一緒に楽しんでいるんだとか。
(下に続きます)
そんなリュウさんは、国内での就職が決まっていて、内定をもらった日には嬉しさのあまりゴールデンウィークを使い北海道を除く日本をほぼ一周してしまったとか(笑)
日本に来ちゃうあたりといい、行動力がバケモンすぎないか⁉
現在は『隼』の増車も検討しているとのことで、本当に日本の文化・交通事情が肌に合っているんだなぁ、と感じました。
是非これからも日本でのツーリングを楽しんでください!
今回はインタビューに御協力頂きありがとうございました!
文:石神邦比古(モーターマガジン社)