本気でユーザーのことを考えるスズキだからこそ!
見た目も走りのフィーリングも乗り心地もまんべんなく良い感じにまとまっている新型アドレス125。通勤や通学、お買い物など毎日乗るような『日常のアシ』として、かなり優れたバランス感を持っているような気がしています。
そして、ここで私(北岡)は、ひとつだけ知っておいてほしいことがあります!
今回の新型アドレス125だけじゃないのですが、スズキのスクーターは他に比べるとシート下のトランクスペース容量が若干少なめに感じることがあると思います。
今回の新型アドレス125は『気合いと根性と高い技術』でシート下トランクスペースを従来型の21.8Lから24.4Lまで拡大しました。従来型と比べるとわかりやすく大きくなったのですごく嬉しいのですが……中には35L以上のスペースを確保しているモデルもあったりするので。
でもね?
これにはすごくちゃんとした理由があって、『ユーザー目線での思いやり』で実用性を追求した結果なんです。
まずシート下トランクスペースを広くするにはどうすればいいか?……ということなのですが、そのひとつの答えは『フットスペースの下に燃料タンクを配置すればいい』となります。
ただし、それをすると燃料タンクの厚みのぶん『地面から見てフットレストが高い位置にならざると得ない』というネガティブが生まれるんです……
わかりやすく言うと『停車時などで足を着いている状態からフットレストまでが遠い』ということ。
赤信号で足を着いて、青信号になったから再びフットレストに足を置く。街中を走っていたら頻繁に繰り返すこの動作の負担をスズキは少しでも軽減しようとしているんです。
そこでスズキはシート下トランクスペースの容量を犠牲にして、車体後部に燃料タンクを配置しています。
こうすることでいわゆる『低床』が実現できる。そしてこの『低床』というのは実際に通勤などで毎日スクーターに乗ると、ものすごい恩恵を発揮します。
これは経験談なのですが、私は過去にスズキのスクーターに乗った直後、別の仕事で他メーカーのスクーターに乗り換えたことがあるんです。そのスクーターはシート下スペースが広大なモデルでした。
だけど、スズキのスクーターのつもりで走り出したら……ガツンッ!
「そこにあるはず」と思っていたフットスペースが遥かに高い位置にあって、車体側面に思い切り靴をぶつけました(笑)
その後は毎回『ヨイショ!』みたいな気分で足を持ち上げることに。足を降ろす時は気にならないんですが、持ち上げるときがけっこうな苦痛なんです。特に仕事終わりや学校帰りなど疲れている時は余計にしんどい!
さらに乗車姿勢もスズキのスクーターが写真のように自然な姿勢で乗れるのに対し、その時の某スクーターはフットレストの位置が高かったため『膝の位置』もやたらと高くなって……
なにこれ体育座り?
※注釈 体操座り、三角座りとも言われます
と感じたことがあります……
こちら完全に実話です。
そのとき私(北岡)ははじめて『低床』の意味を実体験で知ったと思います。そして『スズキって偉いな』と思いました。
だってシート下トランクスペースの容量というのはスクーターの『わかりやすい魅力のひとつ』だから、広いほうがバイク自体は売りやすいはずだもの。だけどスズキは毎日乗るユーザーのことを本気で考えて『低床のメリット』を優先してる。この部分、本当にスズキらしいと思う。
それでね?
スズキは今回の新型アドレス125で『リアキャリアだけ』を標準装備にしてきたじゃないですか。
個人的な推測に過ぎませんが、スズキは『ここにトップケースをつけるとアドレス125は完成します!』って暗に言っているのではないかと思うんです。トップケースは好きなデザインのやつを着けてください! みたいな雰囲気もありつつ……最近はお洒落なトップケースが増えましたから。
もちろん信頼性や耐久性、操縦安定性を重視するなら、おすすめは純正オプションのトップケースですが!
スズキのスクーターは乗ってみると『低床』がもたらすありがたさが身に染みる。ぶっちゃけ乗るまでわからないことですが、ひとつの知識として覚えておいて欲しい……なんて思います。
それほどに『低床』の恩恵は絶大。毎日の通勤や通学を本当にラクにしてくれます!
(下に続きます)
現行モデルはクラシカルな趣に変身していますけど、見た目ではない部分に「スズキのアドレス」として長年培ってきたユーザー想いの技術が満載されているんです。
他はやらない独自路線。だけど常に『ユーザー目線』がスズキ流!
先代からスタイリングはクラシカル方向に大きく路線変更したけど……最新のアドレス125もやっぱり『スズキのアドレス』なんですよ!