新型『アドレス125』で真に驚くべきは……
前回の【③ 思いやり編】は新型アドレス125に限定された話ではなかったので少し脱線した感があり……申し訳ありません。でもどうしても『常にユーザー目線のスズキ』を伝えておきたかったのです!
ですが、ここから再び話は新型『アドレス125』に戻ります。
とはいえ実を言うと、今回の新型アドレス125についてお伝えしたかったことは、ここまでの【①乗り心地編】【②自己満足高め編】【③思いやり編】でおおむねお伝えできたと思っています。
あと、言っていないことと言えば……
そうそう。フロントのインナーラックが従来型の『左側だけ』から左右に増えたのは本当にありがたいです。
このフロントインナーラックって本当に便利です。あとね、左インナーラックの上にUSB電源ソケット(Type-A)が配置されてたりとか、細かいところに気が利いてるのもいい。
そして……ビックリしたのが『燃費』のこと!
今回はガチで10日間アドレス125と『日常生活』をしてみたわけですが、その10日間で走った距離は合計103.1kmでした。なんだか後半になるほど楽しくなってちょくちょく乗ってた気がする。
そしてスズキさんに返却にするためにガソリンを給油しようとしたけど。
……1.59リットルしか入らんかった。
最初はガソリンの入れ方をミスったかと思いました。だけど目視で確認したら既に満タンだった。たった1.59L。トリップメーターの距離を二度見した。
普段、大型バイクなどに乗っていると目が点になります……
だって満タン法での実測で『リッターあたり64.8km』の燃費性能ってことになるんですよ!?
え……今の原付二種ってみんなこうなの? 燃費性能がお化けすぎる。物価高の救世主?
だけどその燃費性能を知った後、逆に思いました。新型アドレス125の価値は燃費じゃないな、と。
ここまで私(北岡)は乗り心地やエンジンフィーリング、ユーザーに対する思いやりなど、このバイクで「気に入ったところ」をお伝えしてきましたが、最初のほうに言ったとおり最も驚異的だと感じるのは『どこにも不満がないこと』だと思うんです。
突出してはいないかもしれない。だけど毎日のパートナーとして申し分ない快適性能を備えていて、そのうえで『楽しい』まで感じさせてくれる。
そんな相棒が……新車価格で28万500円(10%消費税込み)で手に入るって!?
もちろん周りを見回せばもっと豪華&便利装備が満載の125ccスクーターだってあります……だけど本気で思いました。
いやコレで十分だろ? と。
新型アドレス125に好きなトップケースをつけて毎日乗って、休日はパートナーとタンデムでちょこっとランチとか。新型アドレス125ならスタイルもおしゃれだから『日常のアシ』以上の働きをしてくれると思う。
そういえば新型アドレス125ってシートがすごくフラットなんですよ。なのでタンデムで乗っているとふたりの距離が近くて『仲良し感』がすごく強くなると思われます(笑)
しかも維持費面ではファミリーバイク保険が使えるし、先に言ったように燃費も最高なわけで。
実際の話、私(北岡)は生活環境的にそれほど125ccスクーターを必要としていません。だから今まで125ccスクーターを自分で買ったことがない。
だけど……
この新型アドレス125に10日間乗ってみて、たぶん人生で初めて『これ欲しいかも』って思った。その理由のひとつには手の届きやすい新車価格のことも当然あります。28万円ならOKかな、なんて思っちゃう。
でも本気で狙うならやっぱアレだな……
これ!
私の推しは『ソリッドアイスグリーン』です。このカラーのアドレス125で現代版『ロー〇の休日』を気取りたい(笑)
今回のホワイトもおしゃれ感強めだけど、このグリーンなら映画の主人公っぽい気分になれる……はず!
(下に続きます)
春からの新生活で原付二種/125ccクラスのスクーターを探している人がいたら、新型アドレス125はかなり真面目に検討材料に入れていいと思います。
アドレス125を冷静な目で『機械』として見た時に性能面でどこにも不足が見当たらない。それでいて日常をちょっとだけ便利にして、彩りまでプラスしてくれる。毎日のパートナーとして、ある意味で理想的です。
これはちょっと恐れ入った……
長い歴史のなかで熟成を重ねてきたスズキ『アドレス』の最新モデルは「さすがだな……」と唸るしかないトータルバランスが光る優良シティコミューターなのでした!