先日の2025年9月7日(日)にスズキのお膝元である静岡県浜松市の「はままつフルーツパーク時之栖(ときのすみか)」特設会場で、第7回「カタナミーティング2025」が開催されました!全国から新旧カタナが集ったミーティングレポートをお届けします。

スズキの聖地・浜松はカタナ一色!新旧KATANAファンが集った一体感

2025年9月7日(日)、静岡県浜松市の「はままつフルーツパーク時之栖(ときのすみか)」内特設会場で「KATANAミーティング2025」が今年も開催されました。

2019年に新型KATANAが待望の復活を果たしたことをきっかけに始まったカタナミーテイングは今年で7回目。静岡県浜松市はスズキの本拠地であり、まさに「KATANAの聖地」と呼ぶにふさわしいロケーションに1000台以上のカタナが集いました。

会場時間の9:00が近づくと全国のカタナ乗りがはままつフルーツパーク時之栖の特設会場へ続々と集まって来ます。

開催当日は空が青く輝いて見えるほどの晴天に恵まれ、9月初旬にも関わらず、まるで真夏のような暑さと、イベントを心待ちにしていたファンの熱気に包まれていました。

会場時刻には入場を待ちわびるカタナファンで長蛇の列ができるのはお馴染みの光景ですね。

全国各地から訪れた鮮やかなデザインのカタナたちが集まる光景は、バイクとしての美しさだけでなく、その歴史とファンの熱気を映し出す年に一度の特別なお祭りです。

長蛇の列に並んでいたカタナファンのお目当ては、やはり今年のミーティング限定グッズでしょう!

S-MALLで事前販売もされていたカタカナロゴの「カタナミーティング2025 限定Tシャツ」や「マフラータオル」「アクリルキーホルダー」などの限定グッズがあっという間に完売していました。

ちなみにKATANAミーティングは入場無料にも関わらず、イベント参加特典も盛りだくさんなのが嬉しいポイント。

猛暑日には本当にありがたいドリンク引換券や、このイベントに参加したことを証明できる「NFTデジタルステッカー」&「リアルステッカー」のプレゼントが参加者全員にもらえます。

他にも、チャリティ募金でKATANAリストバンドがもらえたり、会場の駐輪スペースに、愛車のカタナと一緒に写真が撮れるフォトスポットもあり、特大パネルの前で記念写真を楽しんでいました。

そして、今年の目玉⁉︎ とも言える限定品。今年のKATANAミーティング会場で先行発売となったスペシャルパッケージの「スズキ食堂・インドベジタブルカレー」も人気でした。

スズキ食堂シリーズとは、インド・スズキの社員食堂「マルチ・スズキ・インディア」で親しまれている人気カレーを本国の日本でも味わえるように「レトルトカレー」として商品化されたもの。

通常はS-MALLなどのショッピングサイトで販売されていますが、この日は会場のファンにいち早く楽しんでもらえるように特別仕様のカレーが数量限定で先行発売されていました。

バイクTV番組の公開収録も!参加者全員で盛り上がるステージイベント

限定グッズ販売の行列も落ち着いてくると、スズキミーティングではおなじみのステージイベントがスタートします。

壇上にはカタナミーティングではお馴染みのモデライダーの多聞恵美さんと、“にゃんばちゃん”ことバイク声優の難波祐香さんが登壇。息の合ったツインMCで会場を盛り上げてくれます。

今年のKATANAミーティングは、チバテレなどで放送中の人気バイク番組「週刊バイクTV」の公開収録が行われていたこともあり、週刊バイクTVのMCとしておなじみの木村亜美さんもステージに登壇。

3名のKATANA好き女性ライダーによるステージトークが繰り広げられました。

合計1240台が集ったKATANAミーティングの駐輪場では、週刊バイクTVによる突撃インタビューも行われ、カタナオーナーが自身の愛車自慢やカスタム愛を語っていました。

スズキ二輪事業本部長が世界に1台しかない“黒カタナ”に乗ってサプライズ登場!

今回のミーティングで最も注目を集めたのは、なんといっても未発売の「幻のマットブラックKATANA」がサプライズで登場したこと。

昨年は鈴木俊宏社長が新色ブルーのカタナで登場し、大きな話題を呼びましたが、今年はスズキの二輪事業を統括する伊勢敬本部長が「黒いカタナ」で登場しました。

艶消しのブラック塗装にゴールドのホイールが組み合わせられたこの“マットブラックKATANA”は、2020年にコロナ禍の影響で開催されなかったモーターサイクルショーに代わってスズキが開催した「Webモーターサイクルショー」で初披露された限定カラーのもの。

後に100台限定で発売された「赤カタナ」と共に人気投票が行われ、惜しくも市販化に恵まれなかった“幻の一台”が会場のファンに特別披露されました。

実車を見たファンは「マットブラックのカタナ、めっちゃイイ!」や「赤や青もカッコイイけどこのブラックも激シブやん」など、世界に一台しかない漆黒KATANAに魅了されている姿が印象的でした。

ちなみに現時点では市販化予定はないとのことですが、ファンの声次第では市販化も有り得るかも⁉︎

スズキ株式会社 二輪事業本部長 伊勢敬さん

イベントの開会宣言として、マットブラックKATANAに乗って登場した伊勢敬事業本部長が壇上に上がり、この日会場に来られなかった鈴木俊宏社長に代わってファンに挨拶すると、会場は一体感に包まれていました。

カタナの開発者や有識者によるKATANAトークショー

開会式後のメインステージでは、このミーティングではおなじみのKATANAトークショーが開催。

今年は週刊バイクTVの公開収録もかねていることもあり、MCの木村亜美さんが進行を担当。ゲストにKATANAのチーフエンジニア・野尻哲治さん、テストライダー・大城光さんが登壇し、ジャーナリストの横田和彦さんを交えてのトークショーが行われました。

KATANAにまつわる“未来”について熱のこもった討論が繰り広げられ、ここでしか聞けないマル秘トークに会場は大盛り上がり。

野尻さんは「カタナブランドはすでに構築されているので、どんな形になっても続いていく」と述べ、大城さんは「若い世代にもカタナに惹かれる何かがある。新しいカタナを作る土壌を育てたい」と語り、多くの参加者に未来への期待を抱かせました。

あなたの名前に「刀」の漢字入ってる?名前で貰える抽選会

トークショーの他にも様々なステージイベントが行われるのがスズキミーティングの醍醐味。

KATANAミーティングでは例年お馴染みだった「47都道府県ダーツで当たる抽選会!」に代わり、今年は「あなたのお名前教えてください」と題した抽選会が開催。

この企画は、自分の苗字や名前に「刀」の文字がある方に豪華プレゼントがもらえるというもの。

例えば、渡辺さんの「辺」の字や、昭夫さんの「昭」の字など、自分の名前に“刀へん”があれば問答無用で当選!というわけ。さすが、面白い企画を考えますよね〜。

さすがに“刀さん”はいらっしゃいませんでしたが、「大沼さん」や「昭宏さん」「比留川さん」らが当選し、自分の名前に改めて感謝していらっしゃいました。

余談ですけど、難しいほうの“齋藤さん”の「齋」の字にも“刀へん”が使われているのって知ってました?

豪華景品がもらえる全員参加のじゃんけん大会!

そして会場イベントで一番の盛り上がりを見せたのが、参加者全員に景品贈呈のチャンスがある毎年恒例の「大じゃんけん大会」が行われました。

今回のじゃんけん大使はMCの多聞さんやにゃんばちゃん、木村亜美さんらが担当。

スズキイベントのじゃんけん大会は“最初はS”が恒例の掛け声ですが、カタナミーティングということもあり、今回はみんな揃って“最初はK”で一体感を高めます。

毎回、本当に豪華な景品がゲットできるということもあり、白熱したじゃんけん大会が繰り広げられました。

もちろん参加者みんなで集合写真の撮影もあり、過去最多のバイク1240台、合計1490名のカタナファン・スズキファンが集いました。

数時間の短い時間の中にこれほどの情熱と喜び、驚きが詰まったイベントは、まさに「カタナ乗りの、カタナ乗りによる、カタナ乗りのための」最高の一日だったと言えるでしょう。

株式会社スズキ二輪 代表取締役社長 髙橋工さん

じゃんけん大会で盛り上がった後は、楽しかったイベントもいよいよ御開きの時間。

イベントステージにスズキ二輪 代表取締役社長 髙橋工さんが登壇し、鈴木俊宏社長に代わって閉会の挨拶を行いました。

ミーティング終了後は、スズキスタッフの皆さんが「お気をつけて」とお見送りする姿はスズキの皆さんの温かさを感じます。

さて、次なるイベントは10月12日に開催の「GSX-S/Rミーティング2025」です。

昨年に引き続き2回目の開催となるGSX-S/Rミーティングは、今年、初代「GSX-R(400)」の生誕から40周年を迎える記念の年となります。

(下に続きます)

スズキスポーツバイクの代名詞であるGSXシリーズが一同に会するイベントですし、新型「GSX-R1000R」も発表されましたから、最高潮に盛り上がることは確実でしょう!

それでは皆さん、次回は「GSX-S/Rミーティング2025」でお会いしましょう!

10月12日は「GSX-S/Rミーティング2025」です!

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