独自路線を貫く250ccフルカウルスポーツ『GSX250R』が2026モデルとしてニューグラフィックを獲得! そしてやっぱり「スズキはえらいナァ」と思いました。

ロングセラー250ccバイク『GSX250R』に新色が登場!

いつの時代も『250ccクラスのフルカウルスポーツ』というのは安定的な人気ジャンルですが、その中でも2017年の初代モデル登場から独自路線を貫き続け、2025年の今日では一定の地位を築くことに成功した『GSX250R』が2026モデルとして新たにカラーチェンジします!

どうやら今回は「色のバリエーション」よりも「グラフィックの変更」が注目ポイントのようで……

まずは鉄板というか象徴というか、スズキのスポーツマインドを体現する「トリトンブルーメタリックNo.2」について。

ベースとなるブルー自体は従来型と同じ色ですが、先代がかなりレーシーなイメージだったのに対し、2026モデルでは「ストリートバイクらしさ」が前面に出ています。足元を彩るリムラインテープとのバランスもあって大人っぽい雰囲気になったかも?

そして"白いフルカウルスポーツはなぜかカッコよく見える説”を地で往く「パールグレッシャーホワイトNo.2」も同様のグラフィックパターンに変更されました。

こちらも従来型はレーシングなイメージが強かったけどストリートバイク路線に転身。ひょっとしたら2026モデルでいちばん「スポーティ」が際立つのはこのホワイトかもしれません。

これら「トリトンブルーメタリックNo.2」と「パールグレッシャーホワイトNo.2」は両カラーともホイールがリムラインテープで彩られていることもあり、価格は64万7900円(10%消費税込み)となります。発売日は2026年1月9日です!

ところで余談ですが……グラフィック変更のついでに「しれっと価格アップ」してるかと思ったら、なんとお値段据え置きでした。このご時世においてはもはや奇跡……若年層ライダーがちゃんと「手が届く範囲」にしてくれるスズキの心意気には感謝しかありません。

続いて人気枠『黒×赤』の「ダイヤモンドレッドメタリック/パールネブラーブラック」です。

従来型はけっこうシンプルでしたが、2026モデルはグラフィック変更で大幅にスポーティ感がアップした印象があります。先のブルーやホワイトが「従来型より大人っぽく落ち着いた」のに対し、こちらは「前より派手」になった感じ!

このカラーを選ぶ人がますます増えそうな予感がします。

最後に安定の「パールネブラーブラック」ですが、こちらは2026モデルで差し色をブルーにチェンジ! 従来型よりも確実に『スズキ・スポーツ』としての主張が強まりました。

これらの「ダイヤモンドレッドメタリック/パールネブラーブラック」と「パールネブラーブラック」の価格も同じく従来型から据え置きで63万5800円(10%消費税込み)となっています。発売日も同じく2026年1月9日です。

こちらの2台はグラフィック変更で従来型より華やかになった印象があるのでお得感が強めかも?

(下に続きます)

我々『スズキのバイク!』編集部においてGSX250Rは、2023モデルでのエンジン大刷新と2024モデルのLEDヘッドライト獲得によって『ひとつの完成に至った』と考えています。

背伸びしすぎず楽しめるスポーツ性とツーリングでの快適性、街乗りにおける気軽さ。1台でマルチに使える万能250ccバイクとして『買って損なし』と言い切れる。

GSX250Rは本当に良いバイクに成長しました……本気でおすすめできる1台ですよ!

現行モデルの『GSX250R』は歴代最高の完成度です!

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