ファンなら知っておいて欲しいスズキの挑戦
年々深刻化する環境問題に対し、スズキは新たなる挑戦として環境負荷低減と走行性能向上の両立を目指すレーシングチーム『チームスズキCNチャレンジ』を2024年に結成。他トップチームとは違うサステナブルアイテム/パーツを装備したGSX-R1000Rで鈴鹿8耐をはじめとしたレースに挑戦してきました。
そのチャレンジも今年で3年目になります。
※2024年度の鈴鹿8耐
このあたりで軽くおさらいしておくと、デビュー初年度の鈴鹿8耐では驚異の総合8位を奪取!? タイヤや燃料など他チームとは違う“ハンデを背負った状態”に近い感覚でしたが、まさかの結果には震えました。
しかしレースの世界というのはやっぱり甘くない。昨年2025年の鈴鹿8耐は レース中に表彰台目前の4番手にまで浮上しましたが……その後に大クラッシュ……大きく損傷したバイクを修復するために約1時間の作業を必要とし、結果は33位完走となっています。
2026『チームスズキCNチャレンジ』は鈴鹿8耐の頂点を目指す!?
そうして迎えるチャレンジ3年目が今年2026年。先の東京モーターサイクルショーにおいて新たな体制とマシンが発表されています。
こちらがそのチームスズキCNチャレンジの『GSX-R1000R』となります。
2025年までよりもさらにサステナブルアイテム・パーツの適用範囲を拡大しての挑戦となりますが、それよりも印象的だったのがプロジェクトリーダー佐原さんの『やるからには表彰台以上を目指す。勝ちに行く』という言葉でした。
勝ちに行く。それはつまり優勝を目指すということで……東京モーターサイクルショーという公式の発表の場でここまで明確に言い切ったのははじめてかもしれません。
ちなみにスズキの国内のバイクに関わる全事業を取り仕切る伊勢敬常務役員はもともとエンジニア上がりだったらしく『このバイクのエンジンの圧縮比は15以上。それでレースをやるなんて……』という情報をさらりと漏らし、発表の場に集まった人々を沸かせていました(笑)
上層部の人間も数字だけを追わずに応援するスズキの社風……ちょっとステキです。
しかしながら『チームスズキCNチャレンジ』は遊びではありません。
この挑戦を行うだけでも半端じゃない額のお金が掛かっているはず。個人的な推測とサラリーマン脳で物を言いますが……3年目……そろそろ『結果』を求められるタイミングのようにも思えます。
今年の鈴鹿8耐では新型GSX-R1000Rも投入されるはずですし。
崖っぷち、という訳ではありませんが本年度2026年はこのチャレンジを継続していく『意義』を示す年になるのではないかと思っています。
さらに今年のチームスズキCNチャレンジは、この時点で既に2026年度の全日本ロードレース選手権JSB1000クラスへの全戦出場も表明し、全日本ロードレースのラウンド0(PRE TEST)では一時、3番手のタイムも記録。鈴鹿8耐で「勝ちに行く」の本気度を感じさせます。
そこで!
(下に続きます)
本年度は私(北岡)が以前に趣味でやっていたレースに興味がない人向けの超偏ったレース記事『100%スズキ贔屓のバイクレース』を復活させ、チームスズキCNチャレンジの動きを「なるべく」お伝えしてみたいと思っています。
鈴鹿8耐くらいはなんとなく知っているけど全日本ロードレースってナニ? という人でも笑って読める内容を目指していくつもりなので見かけたら是非どうぞ。
世界一公平さに欠けるであろう……完全なるスズキ贔屓のバイクレース記事になるようがんばります!
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