2026年『チームスズキCNチャレンジ』が本格始動!? 国内最高峰レースJSB1000の初戦は苦しみながら後半に……だがしかし!?

攻めに攻めた『チームスズキCNチャレンジ』だったが……

先の東京モーターサイクルショーで2026年の活動内容を発表したチームスズキCNチャレンジ。その発表の時には公式の場で、チャレンジ本番の『鈴鹿8耐』でやるからには表彰台以上(要するに優勝)を狙うという発言まで飛び出ました。

その意気込みに応えるため、我々『スズキのバイク!』では世界一かたよった目線でお送りするバイクレース記事【100%スズキの贔屓のバイクレース2026】をスタート!

レースに興味がない人でもたぶん楽しいと思える記事を発信していくつもりです。

さておき、今年2026年のチームスズキCNチャレンジは本番となる『鈴鹿8耐』の他に、日本国内最高峰のロードレースJSB1000(ジャパンスーパーバイク1000)に全戦参戦すると表明。過去2年以上の意気込みを持って臨む3年目です。

ちなみにJSB1000ではレギュレーションの関係で、鈴鹿8耐で使用するバイクとは別のものに乗っています。

まず本番『鈴鹿8耐』仕様がこちら。

鈴鹿8耐仕様(2026)

ガチガチにフル装備のレーシングマシンに見えますが、使用しているパーツの多くには「環境に配慮したサステナブルパーツ」が採用されており、ざっくり言ってしまうと『一部の部品には他が使っている「いまレース最前線で結果を出せるパーツ』を使わないサステナブル仕様の実験機で世界の強豪と戦う、ということになります。

それに対してJSB1000に参戦するバイクは……

JSB1000仕様(2026)

なんと2017年に国内導入されたGSX-R1000R(市販車)がベースです。昨年2025年までは世界耐久選手権(EWC)に参戦していたヨシムラSERT MOTULの車両をベースに活動していたんですが、2026年からはさらなる戦闘力向上のため新パーツを採用したスズキオリジナルのバイクに変更。

しかし、何もかもが新しい仕様のバイクだけに、ちょっと苦しんでいる状態を引きずったままJSB1000の初戦を迎えることになりました。

そしてライダーはこの人。今やスズキの看板ライダーとなっている『津田 拓也』選手です!

とりあえず「レースってあんまり興味ないのよね」という人は、津田選手の顔ヘルメットの柄&レーシングスーツ、そしてバイクを覚えておけばOKです。他のことまでいっぺんに覚える必要はありません! ちなみにバイクのゼッケンは(JSB1000)では「85」となります。

そして迎えた4月5日のJSB1000第1戦は予選8番手からスタート!

スタートで大外から仕掛けつつ、堅実なスタートを切ったチームスズキCNチャレンジは8番手。しかしオープニングラップが終わるころに上位陣が2台クラッシュ!?

ラッキーですが6番手に浮上。だけどそれもレースというもの。その後は安定した周回を重ねます。

そして全20周で争われるレースが11周目に差し掛かる頃……6番手の津田選手とその後方のホンダ機とで熾烈な争いの火ぶたが切って落とされました。

津田選手の後方を走るホンダ機CBR1000RR-Rは最新トレンドの空力パーツ「ウイングレット」までを装備した最新鋭&カリカリのレーシングマシン。

だけどチームスズキCNチャレンジのGSX-R1000Rはベースが2017年発売の市販車なのでウイングレットなんてありません。だけど互角!? もちろんライダーの実力も絡んできますが、最新仕様のホンダ機にも負けてない……GSX-R1000Rってすげぇ……

11周目以降は追いすがるホンダ機とガチバトルの連続でした……見ていてヒヤヒヤするほどに。

でもそうやってバトルを繰り広げながら周回を重ねているうちに、17LAP目にはなんと5番手のライダーに追いついちゃった!? さすがスズキ、後半に強い!

そして18周目は、5番手浮上を掛けた壮絶バトルが開始されることになったのですが……

掛け値なしに全コーナーで抜きつ抜かれつの激戦。1秒たりとも目が離せないその瞬間……

接触っ!?

バイクからふわっと投げ出される津田選手。次の瞬間、派手に火花を散らすGSX-R1000R。

思わず私(北岡)は『アッ』と声が漏れてしまいました。幸い大きな怪我には至らなかったようですが、エスケープゾーンで二転三転する津田選手の姿には本気で肝が冷えた……

JSB1000第一戦、チームスズキCNチャレンジの結果は転倒リタイヤに。

だがしかしっ!

攻めた結果の接触といったアクシデントはレースにつきもの。チームマネージャーも「レースウィーク初日から発生した問題を解決しきれないまま、思うように乗れないバイクで懸命のパフォーマンスを見せてくれた」と津田選手を称賛していました。

第1戦は(結果こそ転倒リタイヤでしたが)チームスズキCNチャレンジと津田選手が最新鋭のレーシングマシンがひしめくJSB1000クラスの上位陣とガチンコで戦うことができる実力を証明したようなもの。

これならイケる! 戦えるぞ!?

目が離せない展開で魅せてくれるチームスズキCNチャレンジは本日4/26「第2戦 スポーツランドSUGO」で決勝レース2に挑んでいます。土曜日の決勝レース1では9位フィニッシュ!

さあレース2は……どうなるっ!?

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