ツーリング出発の朝には、まだまだバイク初心者だった『lol - エルオーエル』の二人が、昼過ぎにはいっぱしのライダー感を出してきて……バイクのツーリングって、こんなにも人を成長させるんですね。

バイク初心者から『ライダー』へ

すこし距離を走ってカフェでひと休みしたらサクッと帰る。

そんな予定でジクサー250/ジクサーSF250のアンバサダーを務める『lol -エルオーエル』男性メンバー2名のツーリングをエスコートするお役目を引き受けた私(北岡)でしたが……

まさか『今日がはじめてのツーリング』の二人に押し切られて、ツーリングコースを変更することになるとは。

だけど本当に、朝の出発前とは友祐くんも直人くんも雰囲気がぜんぜん違う。

これはふたりが乗るジクサーSF250(佐藤友祐)とジクサー250(小見山直人)の運転のしやすさも手伝っているとは思うんですが、それ以上に20代の勢いをナメてはいけません。

わりと冷静沈着なタイプだなぁ、と感じていた直人くんですら、こういうテンションに。

ジクサー250と、とりあえず南へ!

とはいえ、予定外のツーリング延長ですからコースが決まっていない。

なので、とりあえず南へ。

こういう時はシンプルに『南端』とか、そういうのを目指すのがわかりやすいのです。

朝とは変わったなぁ……と思うのは、最初の頃はインカムで終始しゃべっていた二人だったけど、それがだんだん静かになって、走ることに集中するようになってきたこと。

時折、短く話したりもするけど、ツーリングっていうシチュエーションをそれぞれの感性で楽しんでいる感じでした。

そして、休憩の時も思い思いに過ごす。

たぶん普段から仲がいいんでしょうね。この二人、一緒にいて自然です。

ジクサーSF250の傍で静かに過ごす友祐くん。普段とは違う景色を楽しむ直人くん。

でも走る時はきっちりと。

走り出す前に先頭を譲り合ったり、呼吸ぴったりでした。二人とも自然な感じのまま、2台でバイクを走らせるんです。

なんだかもう、長いことバイクに乗ってきた仲間同士のような、落ち着きのあるツーリングになってました。

もう『初心者』なんて言えないような雰囲気です。

バイク乗りとしての『なりたい自分』が見えてきた?

そして、房総半島の最南端に位置する野島崎灯台へ。

富津竹岡インターで高速道路を降りてからは、ずっと一般道で走ってきました。

今日がはじめてのツーリングで、ここまで片道約140km。帰り道を考えるとざっくり280kmになるから、人生初ツーリングとしてはなかなかの距離じゃないでしょうか。

バイクを降りた後はインカムが無いので、ふたりが何を話しているのかはわかりません。

まぁでも、ツーリングで雄大な景色を眺めながら話すことなんて、他愛のないことでいいんですよね。それで十分楽しいんだから。

だけど、こうやってがっつり走ることで、それぞれ『バイク乗りとしての自分』のイメージが見えてきたみたいです。

友祐『今日は自分の息抜き。ツーリングって普段のノリと全然違う。疲れはするけどバイクが好きだから、気持ちが違います。他のライダーと交流するのも楽しかった。実はずっと「ヤエー!」やってみたかったんですよ。それと、バイクでキャンプとかもしてみたい!』

直人『ツーリング楽しいです。友祐は高速道路が楽しいって言ってたけど、ボクは信号の無い田舎道を走っている時、あれが楽しかった。ゆっくり走るのが好きみたいです、今日みたいにカフェとかでのんびりしつつ。ソロでツーリングしてみたい。』

友祐『俺はソロじゃないなぁ。でも高速道路は本当にすごかった。ジクサーSF250を限界まで走らせられるような(サーキットみたいな)シチュエーションも走ってみたい。レースなんかも興味が出てきました』

直人『バイクのコーナーは確かに楽しい。 ちょっとクセになりそうかも……』

※写真は撮影のためマスクを外しています

今朝までは高速道路も乗ったことが無かった二人だけど、この1日でずいぶん変わった!

バイク乗りとしてなりたい自分、そしてジクサー250でやってみたいことが具体的に見えてきて、色んな可能性を二人がそれぞれイメージできているように思えます。

(下に続きます)

この先の彼らは『バイク乗り』としてどう成長していんでしょうね。

ちょっと楽しみ!

ということで『lol -エルオーエル』の人生初ツーリングは大成功。

これにて、一件落着です!

よろしければ是非【前編】もお読みください!

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