スズキ『Vストローム250』ってどんなバイク? 気になる燃費や足つき性を実際に触れてみてレポートします。 その他にもスペックや装備など基本情報を詳しくお届け!

Vストローム250の足つき性とライディングポジションは?

ライダー身長/176cm

250ccとしては大柄なボディですが、ハンドル位置は遠くないため、背筋を真っ直ぐに伸ばしてハンドルを握っても、腕には十分な余裕があります。

身長176cmのライダーでも全体として窮屈さがまるで無く、かなりリラックスした快適ポジションを取ることができるので長距離でも疲れません。

ライダー身長/176cm

大柄な車体もあり、シート高は800mmとなっていますが、シート自体がスリムなので足つき性は数値以上に良好です。

身長176cmのライダーの場合は両足カカトまでべったり接地し、不安は皆無でした。250ccとしては重いバイクですが、所詮は189kgなので跨ったままのバックも余裕でした。

身長に関しては165cmくらいあれば、取り回しや足つき性に大きな不都合を感じることは無いでしょう。

スズキ『Vストローム250』で実際に走ってみた燃費は?

Vストローム250の燃料タンク容量は17L。

使用燃料はレギュラーガソリンです。

高速道路3割、一般道7割くらいの割合で559kmを走った場合の合計ガソリン給油量は19.69L。

満タン法で計測した燃費はガソリン1リットルあたり28.39kmでした。

スズキ『Vストローム250』の装備/ディテールを解説!

ブレーキディスクはペタルタイプを採用。ABSが標準装備となっています。

フロントタイヤのサイズが110/80-17で、一般的なロードスポーツに比べるとワンサイズ太めのタイヤを履いており、これにより前輪の確かな安定感・接地感を感じることができるようになっています。

丸目1灯ヘッドライトにアドベンチャーバイクらしい“クチバシ”デザインを融合させたスタイルは、Vストローム250だけの個性。

タフな『ギア感』を感じる秀逸のフェイスデザインとなっています。

ウインドスクリーンはアドベンチャーバイクとして考えると、すこしコンパクトなサイズですが、風洞実験を重ねて最適化された形状のためウインドプロテクション性の高さは見た目以上のものとなっています。

ナックルガードが標準装備されているのも特徴のひとつです。

燃料タンク容量は17L。昨今のバイクには珍しい角ばった印象のタンクで、全体的な武骨さ、タフさの演出にもひと役買っています。

肉厚なシートは座り心地も柔らかめ。ゴージャス感のあるシートになっています。

タンデムでのツーリングも考慮されているため、座面は広く、ライダー・パッセンジャーともにどっしりと安心して座ることができるシートです。

タフな大型リアキャリアはアルミ製。タンデムの際のグラブバーも兼ねた形状となっています。

キャリアの裏側にはフックも装備されており、ツーリングで大きな荷物を積むことをきちんと想定していることが伺えます。

チェーンのメンテナンスなどに役立つセンタースタンドが標準装備なのは嬉しい限り。

ロングツーリングを楽しむバイクにとっては必須の装備と言っても過言ではありません。

ネガ表示のフルデジタルメーターはスピードメーター・タコメーターの他にもギアポジションや燃料計、デュアルトリップメーター、平均燃費計、時計など多機能表示が可能です。

また、メーター左下側にはDC電源ソケットが装備されているため、ガジェット類の充電も可能。

スマホをマウントして使いたいユーザーには嬉しい位置に配置されています。

並列二気筒エンジンはロングストローク設計で、低速~中速域における力強さに特化したキャラクターに整えられています。

最高出力24馬力を8000rpmで発生。扱いやすさと粘り強さは250ccクラス随一と言うことができます。

マフラーからのサウンドは控え目。ロングツーリング特化型のバイクとして、音でライダーを疲れさせないようにする配慮が感じられます。

基本はオンロード想定のバイクなのでマフラーはダウンタイプ。このおかげで左右均等サイズのサイドケース(純正オプション品)を装着することができるようになっています。

スズキ『Vストローム250 ABS』で走ってみた感想は?

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