スズキ純正のパニアケースセットは本当に便利でしたけれど、もっと便利だったのはVストローム250にもともと備わっているアドベンチャー装備の数々でした。

250ccでこれだけの装備が備わっているバイクは他にない

Vストローム250に純正スリーパニアを装備するだけで、250クラスの最強アドベンチャーバイクになる!と筆者は断言できます。

…と言いますのも、そもそもVストローム250には、便利な純正パニアケースを装備しなくても、大型のアドベンチャーバイクに負けないどころか、それ以上のアドベンチャー装備がもともとたくさん備わっていることに気がつきました。

250クラスでここまでの装備が充実しているバイクって、Vストローム250以外に他に無いんじゃないかって思えるほど、それらの機能が当たり前に備わっているんです。

今回は、ツーリングで便利だったVストローム250の「アドベンチャー装備10選」を紹介します!

Vストローム250に備わっている最強アドベンチャー装備⑩選!

①ウインドスクリーン

アドベンチャーバイクらしいフロントスクリーンは、クリアタイプなので前方が見やすく、搭載位置やスクリーンの角度が絶妙なので走行風を上手にいなしてくれています。

やや小ぶりに見えるけど、このスクリーンは有りと無しでは大違い。

Vストローム250の特徴でもある丸一灯ヘッドライトとの相性も抜群で、大型アドベンチャーに負けないくらいのカッコ良さと存在感があります。

②多機能インストルメントパネル

Vストローム250は多機能なデジタルメーターが備わっているのも魅力です。

「スピードメーター」や「タコメーター」はもちろん、時刻が分かる「時計」や表示切り替えが可能な「ODOメーター&トリップメーター」、現在ギアが何速に入っているのかが分かる「ギアポジションインジケーター」、更にはガソリン残量がわかる「フューエルメーター」などなど。

さらに、設定したRPM回転数になると知らせてくれる「レブインジケーター」や、ABSランプや水温&オイルランプなどの各種「警告灯」も備わっていて、必要な情報は“全部入り”って感じです。

ちなみに、インターパネルの上にある樹脂パーツの「シェード」は、“ひさし”代わりにもなっていて、日中に逆光などでメーターが見えにくくなるのも軽減してくれます。

③アクセサリーDCソケット

メーターの左横にはシガーソケットタイプの「12V用アクセサリー電源」が備わっていて、市販のUSBソケットなどを使えば、デジタルガジェット系の充電ができます。

この電源ソケットの搭載位置もよく考えられていて、ハンドルを左右に動かしてもハンドル操作に影響しないだけでなく、雨が降っても濡れにくいところに装備されています。

電話やメールなどの連絡手段としてはもちろん、地図アプリや天気予報など様々なことに使えるスマホは、もはやツーリングでも必需品。

バイクで走りながらでも気軽に充電できるのは本当にありがたいですね!

④17リットルも入る燃料タンクとリッターあたり30kmオーバーの低燃費

どこまででも走りたくなるアドベンチャーバイクは燃料タンクの大きさもかなり重要。

Vストローム250のガソリンタンク容量は、大型バイクにも引けを取らない17リットルの燃料が入ります。

しかもVストローム250は燃費性能もいいんです!

今回は一般道&高速道路合わせてトータル257.9km走ったのですが、最終的に給油したガソリンは8.3リットルだったので、満タン法で燃費計算すると、31.0422…km/L、と30kmオーバーを記録しました。

この燃費で、仮に17リットルの燃料を全て使い切った場合の想定距離は527km!

Vストローム250は、ワンタンクで500kmオーバーも走ってくれる低燃費250アドベンチャーでもあるんです。

⑤長時間乗っていても疲れない大型シート

長距離をどこまでも走りたくなる旅バイクは、シートの座り心地もかなり重要な項目の一つ。

Vストローム250はタンデムシート一体型の大型シートが備わっていて、これが座り心地抜群なんです。

シート内部に使用されている素材が、固すぎず、柔らかすぎずにクッション性も絶妙に設計されています。

今回のような日帰りツーリングで丸一日、数百キロ走ってもお尻や身体が全く痛くならなかったほどです。

また、スタンディングポジションも考慮され、シート前方がかなり絞られているので、ライダーが座る位置の自由度が高く、足つき性の良さにも貢献しています。

⑥リアキャリア&サイドケースアタッチメント

Vストローム250には、荷物の積載に便利なリアキャリアが標準装備されています。

タンデム走行時はパッセンジャーのグラブバーとしても役立ちますし、センタースタンドをかける時や車体を押し引きするときなどにも超便利!

シートレールの左右には純正パニアケースを装着しやすいように、あらかじめ「サイドケースアタッチメント」が備わっていて、オプションの「サイドケースプレートセット」をタンデムステップに取り付けるだけでサイドケースがワンタッチで着脱できるようになっています。

⑦ナックルカバー

ハンドルの両側には、アドベンチャーバイクらしいABS樹脂製のナックルカバーも標準装備されています。

ライディング時に手にあたる走行風を軽減してくれたり、林道走行などで木の枝などから掌を守ってくれます。

また、万が一の転倒などでもレバー類が折れてしまうのを防いでくれたりもするので、これが標準で付いているって本当にありがたいんです。

⑧飛び石などからエンジンを守るアンダーガード

小さな飛び石や泥跳ねなどからエンジンやマフラーのエキパイなどを守ってくれる「アンダーガード」も標準装備なんです。

Vストローム250に標準で備わっているアンダーガードは、軽量かつ質実剛健なアルミ製で、デザインもめちゃくちゃカッコイイ!

アンダーガードは個人的にはアドベンチャーバイクを買ったら絶対に付けたいアイテムなので、これが標準装備なんて嬉しすぎます(笑)。

⑨メンテナンス時にも便利なセンタースタンド付き

Vストローム250には、坂道や不安定な場所に停車するときや、長期保管やメンテナンス時に便利なセンタースタンドも標準装備されているんです。

実はスズキのアドベンチャーバイクのラインアップでは、Vストローム650シリーズにも、Vストローム1050(STD)にもセンタースタンドは標準で装備されておらず、このVストローム250とVストローム1050 XTにのみ標準で備わっているものなんですね。

普段の駐停車はサイドスタンドを使い、車両のメンテナンス時などではセンタースタンド、など使いわけができるのはかなり便利です。

⑩充実の車載工具

昨今のバイクでは、シート下に備わっている車載工具のアイテム点数が少なくなっている傾向にあるようですが、Vストローム250には、計10種類もの充実した車載工具が備わっているのも魅力です。

その中でも、リアサスペンション調整用のフックレンチが標準で備わっているのが本当に嬉しい!

前回のコーナリング編でもお伝えした通り、リアサスペンションのプリロード調整がシート下を外せば手軽にできてしまうので、荷物の多い日やタンデムツーリングなどでその場合で荷重調整ができちゃいます。

大きすぎないボディもVストローム250の大きな利点

カテゴリー的に大柄な車体のイメージのあるアドベンチャーバイクですが、Vストローム250は大きすぎず小さすぎない絶妙のサイズ感も魅力のひとつです。

ます、姿勢の起きたオフロードバイク的なライディングポジションになっているので、前傾姿勢を強いられず、上半身が常にリラックスしたまま乗車でき、足の曲がりも穏やかなので長距離を走っても疲れにくい。

それでいて、コンパクトな車体のお陰で足つき性もイイんです。

(下に続きます)

Vストローム250のシート高は800mmですが、172cmのライダーが跨ると両足がカカトまでべったり着きます。

ですから、アドベンチャーバイクは大きくてちょっと乗れないかも…と不安に思われる方でも是非、一度跨ってみてください。

Vストローム250ほど、乗り手の体格を選ばないアドベンチャーバイクって、筆者の知る限りでは他に無いと思いますから!

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