パニアケース装備で『Vストローム250』は最強250cc旅バイクになる
![画像1: パニアケース装備で『Vストローム250』は最強250cc旅バイクになる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/4ee325d101816082531f4572bb38e3bcbaec1a86.jpg)
スズキが誇るアドベンチャーツアラー「Vストロームシリーズ」の中でも、軽量コンパクトで扱いやすさが魅力の「Vストローム250 ABS」には、スズキ純正のスリーパニアケースがオプションでラインアップされています。
前編でお伝えした通り、2022年の9月30日まではその純正スリーケースがおトクに購入できるキャンペーンも実施中です。
![画像2: パニアケース装備で『Vストローム250』は最強250cc旅バイクになる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/fd9e9406423689b0198fa4dc945c487b2bc7e61b.jpg)
このフルパニア仕様にすることで、Vストローム250は更なる最強アドベンチャーツアラーとして仕立てることができるようになります。
しかし、当然ながらツーリングで持っていける荷物が増えるのはありがたいけれど、それと同じくらい使い勝手も気になります。
今回は、まずVストローム250の純正スリーケースがどれだけ使いやすいのかを検証してみたいと思います。
オフロードヘルメットも入る23リットルのトップケース
![画像1: オフロードヘルメットも入る23リットルのトップケース](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/9c66d4946562a16c65426bbe9c799ca94073f056.jpg)
まずは、3つのケースの中でも最大の積載容量を誇るトップケースからチェックしてみます。
ツーリングサポートキャンペーンでおトクに購入できるスリーケースセットには、リアキャリアに取り付けるだけでケースをワンタッチで着脱できる「トップケースプレート」が備わっています。
ですから、ケースはつけっ放しでもOKですし、使う時だけ装着するっていう方法も、もちろんできます。
![画像2: オフロードヘルメットも入る23リットルのトップケース](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/03aac85e4c465c7f634c9f0742f37593c3abfac7.jpg)
縦に大きく開閉できるトップケースの積載容量は約23リットル。
ケースの開き過ぎを防止できるベルトも備わっているので、開けたままにしておくことも可能です。これが本当に便利!
![画像3: オフロードヘルメットも入る23リットルのトップケース](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/b9eedec0e0c914cd5ffd0b23978bc237729c7ee4.jpg)
荷物はバラバラに入れても見やすくて使いやすいのですが、普段使いしている20リットルくらいのバッグがそのまま入ってしまいますから、その方がまとまり易く感じました。
バッグをポンっと入れて閉めるだけでOKなので、積載というよりは『仕舞うだけ』に近いくらいの感覚でラクに荷物を運べます。
![画像4: オフロードヘルメットも入る23リットルのトップケース](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/02270359bcc7ddc8c98ba2893b24da43eaccb2e3.jpg)
さらに、このトップケースがスゴイのはフルフェイスヘルメットはもちろん、バイザー付きのオフロードヘルメットまで入るほどの積載容量を誇ります。
今回はアライヘルメットのツアークロス3を入れてテストしましたが、スッポリ入れることができました。(※ヘルメットの形状やサイズによっては入らないものもあります)
ケースは防水仕様ですし、専用キーで施錠もできるので、ツーリング先での観光や宿へ入る時などでヘルメットや荷物を入れっぱなしにしておけるのが本当に便利でした!
![画像5: オフロードヘルメットも入る23リットルのトップケース](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/a1e1b47a224cf249d108f808e16fec2c3eade00a.jpg)
また、今回はおまけとしてこんな使い方も試してみました。
真夏のツーリングだったので、試しに小さめのクーラーボックスをトップケースに入れてみましたが、これが大正解!
それまで、バイクでクーラーボックスを持って行こう、なんて考えもしませんでしたが、トータル積載量が約63リットルもあるスリーパニアセットなら、レインウエアやその他の荷物を入れるスペースもあるほど余裕で詰めました(笑)。
コンビニや自動販売機が近くにないようなツーリングエリアに行く時でも、トップケースの中には冷え冷えのドリンクが入っていると思うと、うだるような真夏の旅でも臆せず楽しめることがわかりました。
ツーリング先で出し入れの少ない荷物は左右のサイドケースに!
![画像1: ツーリング先で出し入れの少ない荷物は左右のサイドケースに!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/a3dfeacafa88a6681024eef0e45fc657b37ac58d.jpg)
もちろんサイドケースも専用キーでワンタッチ取り付けが可能です。
キャンペーンのセット内容に含まれている「サイドケースプレートセット」を取り付けることで、Vストローム250に元々備わっているパニアケースフックに引っ掛けるだけでケース着脱ができます。
実際にやってみると、この使い勝手の良さは「さすが純正!」って思うはずですよ? 後付け社外品じゃこうはいきません。
![画像2: ツーリング先で出し入れの少ない荷物は左右のサイドケースに!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/c5833297367da505901d30f20ce69b8120b8fcaa.jpg)
しかもVストローム250のマフラーは低い位置に搭載されているので、マフラー側のパニアケースと干渉することなく取り付けられる仕様になっています。
ですから、マフラーに干渉してしまうサイドケースにありがちな“左右の容量差”がなく、左右で同じサイズ(約20リットル)のパニアケースになっているんです。
見た目的にも左右均等なのはカッコいい!
![画像3: ツーリング先で出し入れの少ない荷物は左右のサイドケースに!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/3e37a333fd317c0deaac4302b8f410ebc42ba959.jpg)
また、サイドケースは横に大きく開閉でき、トップケースと同じく開き過ぎないように吊り下げベルトが備わっています。
これだけ開閉してくれると、中身が見やすいですし、荷物の出し入れが本当にラク。後から、どこに何を入れたっけ?って迷うことが少ないんです。
![画像4: ツーリング先で出し入れの少ない荷物は左右のサイドケースに!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/f794e844c28206c25c3bb775168a64607d03e7da.jpg)
他にも、荷物の固定に便利なクロスベルトが備わっていたり、荷物の落下を防げるようにしっかりと施錠できるようになっています。
例えば、トップケースには財布やケータイなどよく出し入れする荷物を入れておき、サイドケースにはレインウェアや防寒具などの頻繁には出し入れしないけど、ツーリングには持って行きたい荷物などを入れておく、などの使い分けができるようになるのが便利でした。
サイドケースもトップケースと同じく、荷物をバラバラに入れるよりも、普段使っているバッグをそのまま入れてしまう方法も使いやすく感じましたね。
![画像5: ツーリング先で出し入れの少ない荷物は左右のサイドケースに!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/f7523f6c2fb81dd1b1892d3a012dfb09a15321c6.jpg)
また、ツーリングサポートキャンペーンのセット内容には、3つのケースを同じ鍵で施錠できる「スリーロックセット」も含まれています。
専用のキーで簡単に施錠&取り外しができるので、しばらくバイクから降りて観光したり、宿に泊まる時など、3つのコインロッカー代わりにもなるのが本当に便利!
![画像6: ツーリング先で出し入れの少ない荷物は左右のサイドケースに!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/08/09/01b9bd5e1ed3e3cd3ac7dc60beb020426c76ba36.jpg)
樹脂製のパニアケースは急な雨が降っても心強いですしね。
しかし、ここまでの積載力と利便性があると、普通のツーリング程度なら3つのパニアケースが全て必要ないんじゃないか、ってことすら思えてきます。
(下に続きます)
そう、取り外しが簡単にできる純正パニアケースは、あえて全てのケースを装着しなくても、走るエリアや使い方によってスタイル別に変化させても便利なんじゃないかって。
次回は、Vストローム250のパニアケースを組み合わせて旅のスタイル別に変化させてみたいと思います!