大型ツーリングバッグはスズキ『GSX-S1000F』に積めるのか?
ちなみに、前ページの方法だと、けっこうバランス良く荷物を固定できるんですね。
なので実験的に、もっと大型のツーリングバッグにもチャレンジしてみました。
その結果……
これがまた詰めちゃうんですよ、それもけっこうスマートに。
写真はTANAXの『キャンピングシートバッグ2』という大型バッグで、容量は実に59Lという大きさ。最大まで拡張すれば75Lまでいけます。
商品名がキャンピングシートバッグですからね。バイクキャンプまで想定するサイズってこと。
ツーリングバッグでは最大クラスの大きさだと思います。
でもまぁ、個人的には推奨はいたしません。
前ページの中型バッグくらいまでなら、中に入れる荷物の重量もそこまで重くなることはないでしょう。
だけど、この大型バッグだと何でも収納できちゃうから……内容物が重くなる。
そうすると樹脂パーツのナンバープレートホルダーに大きく負荷がかかり過ぎると思うんです。
コーナリング・加速・ブレーキなど、バイクは走るものなので、状況によって大きく負荷がかかることが想定されますから。
どうしてもこのサイズが積みたい!というライダーもいるかもしれませんが、こちらも自己責任でお願いします。
積んでみた感触としては『けっこうイケるんじゃ?』と感じるレベルで固定できますが、油断は禁物。
そのうち、車体側のパーツ破損をやらかしそうな予感があります……
もし本気でバイクキャンプをしたいなら、スズキの『Vストローム250』フルパニア仕様に乗り換えるとか、ゴージャスですが2台持ちとかをおすすめしたいところです。
スズキ『GSX-S1000F』でツーリングを自由に楽しむ!
いかがでしたか?
既にGSX-S1000Fのオーナーの人には釈迦に説法だったかもしれません。
でも、これからGSX-S1000FやGSX-S1000を狙っている、という人には参考になったでしょうか?
フルノーマルのままだと、ちょっと制限がありますが、ひと工夫で十分にツーリングが楽しめるバイクになります。
スーパースポーツの心臓を持ったエキサイティングなGSX-S1000Fで、ツーリングも自由に楽しむ。
そんなワクワクのイメージが持ってもらえたら良いナァ……と『スズキのバイク!』では思っています!