スズキファンに絶大な人気を誇る「湯呑」の楽しみ方

どーも、特保のお茶を飲みまくってなんとか体重70kg台をキープしている編集部員・西野です。

先日、待ちに待っていたものが届きました。

「スズキ WEBモーターサイクルショー」で購入した、湯呑 です!!

▼ショー会場はコチラ▼

このスズキの湯呑は、もはや伝説ともいえるファングッズ。年ごとにカラーが変わるのが特徴。

これまで毎年3月の大阪&東京モーターサイクルショーで、先行販売が行なわれてきました。

モーターサイクルショーの開場とともに急ぎ足でスズキブースへと向かう人たち。そしてブース内のファンショップには、長蛇の列ができあがるのが恒例となっています。

「大阪モーターサイクルショー2019」のスズキブース前の様子。ここでKATANAを初お披露目。会場全体でもっとも賑わったブースといっても過言ではありません。

僕は2019年モデルの愛用者。モーターサイクルショー2019では買えなかったので、2019年6月の「スズキ ファンRIDEフェスタ」でゲットしました。

残念ながら今年はモーターサイクルショーは全会場で中止となりましたが……この湯呑は発売されたのです!

販売場所は「スズキ WEBモーターサイクルショー」内の〈SUZUKI FUN SHOP〉

2020年4月11日正午現在、まだ購入は可能な模様です。

ぜひ興味のある方は駆け足ならぬ、駆け指(?)で会場右上の「SUZUKI FUN SHOP」へ向かってみてください。

スズキの「湯呑」2020年モデルの魅力

開封の儀を終えたのち、持ってみて驚きました。

グリップ力が、高い!?

ちょっと写真では分かりにくいかもしれませんが、2020年モデルは表面がザラザラしています。

変更点がカラーリングだけじゃなかったとは!

左が2020年モデル・右が2019年モデル。微妙に「S」ロゴと「SUZUKI」ロゴの間の空間の取り方も異なる模様。個体差なのかは不明。

2020年モデルのお値段は税込1,100円(別途送料がかかります)。

買ってから毎日使ってきた2019年モデル。一個しか持っていなかったので、そりゃあもう大事に大切に決して落とさないように、まるで娘のように扱ってきました。もし割れてしまったら、泣いちゃいます。

だから、グリップ力が高まったモデルチェンジは、ありがたいの一言なわけ。

バイクで例えると、トラクションコントロールが標準装備になったというか、ハイグリップタイヤが装備されたと言っていいほどの進化、でしょう!(自分で言ってて、よく分かってません)

パープルの表面がザラザラしているの分かりますか?

デザインは、先代モデルを踏襲しています。

大きなスズキのロゴと、お寿司屋さんの湯呑さながら全面に渡り刻まれたオリジナルの漢字。これこそが最大の魅力です。

ひとつひとつの創作漢字は、スズキのバイクの車名やシリーズ名を表しています。眺めるのだけで楽しい。

僕は約10カ月ほど使っているので、もうどの漢字がどのバイクを示しているのか完璧に覚えました。

最近は、麻雀の「盲牌」(モウパイ)のように、触感だけで分かるようになりたい、と地味なトレーニングを積んでいます。

でも初見の方もいらっしゃるでしょう。そこで、クイズを出したいと思います!!

第1問〈初級〉この漢字が示すスズキのバイクはどれ?

これは分かりやすかったかもしれませんね。というか、これ以外は知らないとほぼ分からない難問です。なので、以降の問題はすべて上級です!(笑)

第2問〈上級〉この漢字が示すスズキのバイクはどれ?

第3問〈上級〉この漢字が示すスズキのバイクはどれ?

最終問題〈上級〉この漢字が示すスズキのバイクはどれ?

いかがでしたか? ってか、これ楽しくないですか?

買ったばかりの頃は覚えきるまで、ずっとひとりで読み仮名を隠して遊んでいました。

盲牌のトレーニング。材質が変わったため、再びイチから覚えねばなりません。マジでむずい……やりがいがあるぜ!

そして、2年連続で買ってみて、気になったことがあります。

湯呑に刻まれた創作漢字は、更新される!?

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上:2017年モデル/下:2020年モデル

気づきましたか? 2017年モデルと、僕の持っている2019年&2020年モデルでは少し内容がちがいます。

この角度だけでも、SW-1がVストローム250に、SV650がハスラーに変更されています。どうやら、現行モデルにこだわっているワケでもないようですね。

これは……たぶん、というか絶対……来年も買ってしまう……!!!!!

2021年モデルには「ぶいすとろーむ1050」とか「じくさーSF250」が加わっていそうな気がするっ!! 

車種の推測とともに、漢字の推測も加わりますね。こりゃ、今年はいっそう忙しくなりそうだ。

きっと毎年買い続けている人は、いまの僕と同じ気持ちのはず。

「湯呑」は、これから5年、10年、その先もずっと続いてほしい文化です。

ええ、もちろん知ってるさ。君の名は……湯呑!!

仮に30年後まで続いたとして、そのとき2020年モデルの車名はいくつ残っているのか、とか無性に気になります。

これはあれだな、未来にタイムトリップができたら、現地で一番最初に検索するやつだな。

いろいろな意味で、ながーく楽しめるスズキの「湯呑」。この伝統文化に乾杯です!

文・写真:西野鉄兵

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