ライバルも強いが、スズキにも戦える強さがある
MotoGP第一戦カタールGPが終了しました。
シーズン開幕ということで、どこのチームが強さを見せるのか予測がつかないのが初戦の面白さです。
スズキのライダー2名はゼッケン36/ジョアン・ミルが8番手スタート、ゼッケン42/アレックス・リンスが10番手スタートです。
でもレースの話の前に気になることが……
それは、スターティンググリッドでライダー両名がつけていた……
このサングラス!
なんだこのカッコよさは……レンズがブルーでちょっとティアドロップで……
カタールGPはナイトレースなのでレース前にサングラスをする必要はありません。ということは、スポンサーのもの?
#36のジョアン・ミルも同じのをしてる。
これが気になって仕方ありませんでした。
スズキブルーを引き立てるサングラス、かなり気になります。これから暖かくなってきますし、要するにこのサングラス……欲しい。
スズキ公式オンラインモールの『S-MALL』でこれ売ってくれないかな……そしたら買うのに(笑)
とりあえずスズキの中の人に聞いてみたいなと思っています。
レースは『スズキらしい展開』で安心
いきなり大きく脱線してすみません。肝心のレースですが……
スタートから2LAPめには絶好のスタートを決めたジョアン・ミルが4番手までポジションを大きく上げました。
対してアレックス・リンスは集団から抜け出せず、得意のロケットスタートに失敗。10番手のポジションをキープします。
今シーズン初戦の前半戦はホンダがレースをリードする展開。
そこにKTMが食らいつく! だけど、そんな激戦の中で、しれっとスズキもそこにいる感じ。
うん、いつもどおりっちゃいつもどおりのスズキらしい展開(笑)
その後、ジョアン・ミルは後半戦を重視したのか後輪にミディアムタイヤをチョイスしていたので、無理することなく6番手まで後退。
だけど、淡々とついていってる感じ。後半に備えて様子見しているような雰囲気でした。
一方アレックス・リンスは1台、また1台と前走車をパスして、スズキファンにはお決まりというか見慣れた……
スズキ2台セットでの追撃態勢が8周目に完成。なんでいつもスズキは2台セットになるんでしょうねコレ(笑)
でも、この後レースに変化が。
Motogpキャリア2年目となるエネア・パスティアニーニ(ドゥカティ)が猛追を開始。前を走るホンダやKTMに襲い掛かります。
ちょっとレースの流れが変わったというか、バスティアニーニの後ろにつけていたスズキ勢2名はペースを上げるタイミングを見失ったのかもしれません。
最終的にはそのバスティアニーニがトップでフィニッシュ。初戦はドゥカティが優勝です。
ミルが6番手、リンスが7番手でフィニッシュとなりました。
ホンダも強さを見せてきたし、KTMやアプリリアも目立ってた。ドゥカティは相変わらず、ストレート等、ここ一発の力技に要警戒です。
そんな中でのスズキは……ド安定(笑)
8周目に2台体制を組んでからというもの「このペースのままなら絶対に二人とも転んだりすることはない」と見ているこっちが安心できる走りを見せてくれました。
ここ2シーズンほど、スズキはトップ10はおろか、表彰台を争うレベルで戦う姿が当たり前のようになってきていますが、世界のバイクメーカーがその威信をかけて挑むMotoGPにおいて『安定した強さ』を見せるのって、実はけっこうスゴいことです。
今回だって6番手、7番手フィニッシュだけどスタート時には24台が出走していたわけですから。
でも、これくらいのポジションにいるのって、気楽にレースを観ている我々のような一般ライダーには逆に楽しいもんです。
(下に続きます)
応援のし甲斐があるというか。毎レース、今回はどうだ!? どうだ!? ってワクワクできます(笑)
ということで2022年のスズキは「いつもどおり」で感じでスタート!
今後の展開が楽しみです。
あとは、最初にいったサングラスね……あれがホントに気になる。欲しいーっ!