国内導入が決定した新型『Vストローム105』シリーズですが、スタンダードと上級モデルのXTでは何が違うのか? 8万8000円の価格差はグラフィックだけじゃありませんよ!

Vストローム1050が143万円。XTが151万8000円。この違いは?

確実にお値段以上!だとしか思えないプライスで登場したスズキの新型Vストローム1050。

ここでカッチリとスタンダードモデルと上級仕様XTの違いをまとめておきたいタイミングです。

価格差8万8000円で何が違うのか?

こういうの、ユーザーにとっては重要なことですからね!

Vストローム1050はキャストホイール仕様

まずわかりやすいのが、こちら。

スタンダードモデルは前後のホイールがキャストホイールです。

それぞれのライダーの趣味のレベルですが、オンロードでのスポーティなスタイルを求めるなら、選択肢としてはアリでしょう。

それに対してVストローム1050XTは……

ご覧の通り前後ともワイヤースポークホイールを採用しています。

XTはイエローのみゴールドのホイールリムとなっています。

レッドはブラックのホイールリムですね。

オフロード感やアドベンチャーな雰囲気を求めるライダーには、確実にXTがおすすめ!

カラーリング/グラフィックの他で、わかりやすい違いは、まずホイールです。

《下に続きます》

ズルい!と思えるほど『Vストローム1050 XT』は電子制御が山盛り

輸入車あたりには、たまにありますが(笑)流石にホイールだけで8万8000円の違い……という訳ではありません。

何より大きな差は電子制御にあるんです。

下の表、スマホで字が小さくて見えにくかったらゴメンなさい。

前提としてVストローム1050もXTも、電子制御スロットルの採用は同じで、トラクションコントロールもアップデートされています。

3つの走行モードが選べるSDMS(スズキドライブモードセレクター)も採用。これはいわゆるパワーモードの切り替え機構だと考えてください。

※SIRS /スズキインテリジェントライドシステム

そしてここからがVストローム1050 XTの独壇場です。

高速道路をボタンひとつで快適に走れるクルーズコントロール……これは大きなアドバンテージですね。

そして坂道発進で大活躍するヒルホールドコントロールシステムも重要です。

上り坂でブレーキをかけて停車すると、そこからブレーキを放しても30秒間リヤブレーキが自動的に作動します。

あると無いとでは安心感が違いますね。疲れも軽くなるはず。

下り坂を走行中、ブレーキ操作を行った時に勾配に応じて後輪のリフトを抑えてくれるスロープディペンデントコントロールシステムもXTのみの装備。

下り坂で前側につんのめるのって怖いですからね。素晴らしい装備だと思います。

ロードディペンデントコントロールシステムもすごいです。

すこしざっくり書きますが、これは常にブレーキをコンピューターが学習し、二人乗りや荷物積載時でも、ひとり乗車の時に近い制動距離に近づけてくれるというもの。

そんなことまでできるの!? と感心しますね……

大きな魅力。モーショントラックブレーキシステム&コンビネーションブレーキシステム

慣性計測ユニットIMUとABSコントロールユニットの組み合わせにより、コーナリング中なども含めた車体の姿勢を検出し、適切なABS介入が行われるのがモーショントラックブレーキシステム+コンビネーションブレーキシステムの合わせ技。

過信は禁物ですが、コーナーの先に障害物があった時など、パニックブレーキ時に大きな効果を発揮してくれるものと予想できます。

長旅ではアクシデントがつきもの。

是非とも欲しい装備ですが、こちらもXTのみのシステムです。

《本命はXT? 記事は下に続きます》

その他も『Vストローム 1050XT』は充実!

その他にもセンタースタンドやエンジンを覆うアクセサリーバー、シート高の調整機能などVストローム1050XTは初期装備が充実しまくりです。

センタースタンドやアクセサリーバーなどはオプション品としてスタンダードのVストローム1050にも装着できますが、先の電子制御系は後付けは無理でしょう。

地味な部分でXTはウインカーもLEDだったりもしますしね……

こうなると8万8000円の価格差は、むしろバーゲンプライスじゃないか?と思えてきます。

うーん、これはやっぱり本命は『XT』ってことでしょうか!?

Vストローム1050をもっと知りたい!