スクーターの大きなチェックポイントである「収納性」と「積載性」。スウィッシュは、コンパクトなのにも関わらず、この2つの性能にとても優れています!

ノーマルのままキャンプツーリングもできる? スズキ「スウィッシュ」の驚くべき収納力と積載性

SUZUKI SWISH(スウィッシュ)

総排気量:124cc
メーカー希望小売価格(税込):32万4500円

250ccビックスクーターが隆盛した2000年代、ブームの最盛期には、各社争うようにシート下のトランクスペースの容量を広げていきました。

いまは落ち着いていて、そこをあまり重視しなくなっている気がします。

でも、僕は言いたい。やっぱりたくさん入る方が便利だと!

スズキ「スウィッシュ」は、コンパクトな125ccスクーターながら、大容量のシート下トランクを確保しています。

ヘルメット・グローブ・レインスーツ・ストレッチコードを入れてもまだ余裕があるほど。形状的に長物も入れやすくて、とにかく重宝するでしょう。

ちなみにヘルメットホルダーも2個完備されているので、ヘルメットは外に出して、その分トランク内に何かを入れることも可能。

反対側にもヘルメットを引っかけることができます。

ガソリン給油口をフロント部分に回していることで、この大容量トランクが実現されています。

また、スクーターの定番である便利なコンビニフックを搭載。

これがあるとないでは大違いですよね。フットボードもフラットで広々しているので、大きめのバッグなどもフックに引っかけてここに置くことが可能です。

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さらに、便利なのが「フロントインナーラック」。500mlペットボトルが2本安心して入れられる深さと形状となっています。

そして、標準装備のリアキャリア。

これが非常に優秀。

荷掛フックを適所に備え、大きめバッグのパッキングなども思いのまま。

まだ試せていませんが、スウィッシュならキャンプツーリングだってノーマルの状態のままできるでしょう。

USBソケットも標準装備されているので、電源に困ることもないですし、給油口がシート内ではないため、リアシートに荷物を積むのもOK。

あらゆることを考えて便利さを追求したスウィッシュは、通勤・通学や街乗りだけでなく、ツーリングでの快適性も高いスクーターだと思います。

文:西野鉄兵/写真:岩瀬孝昌・西野鉄兵

スズキ「スウィッシュ」の主なスペックと価格

全長×全幅×全高1830×690×1095mm
ホイールベース1250mm
最低地上高120mm
シート高760mm
車両重量114kg
エンジン形式強制空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
総排気量124cc
最高出力6.9kW(9.4PS)/7000rpm
最大トルク10N・m(1.0kgf・m)/6000rpm
燃料タンク容量5.5L
変速機形式Vベルト無段変速
タイヤサイズ(前・後)100/90-10 56J・100/90-10 56J
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・ドラム
メーカー希望小売価格32万4500円(税込)

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