スズキの原付二種「スウィッシュ」で二人乗りをしてみました。コンパクトな車体で窮屈? いえいえ、そんなことありませんでしたよ!

タンデムをしてみて分かったスズキ「スウィッシュ」の二人乗りポテンシャル

SUZUKI SWISH(スウィッシュ)

総排気量:124cc
メーカー希望小売価格(税込):32万4500円

50ccと原付二種の大きな違いは二人乗りもできる、ということでしょう。街でも125ccスクーターでタンデムをしている人をよく見かけますよね。

というわけで、スウィッシュでもタンデムをしてみました。

スウィッシュの特徴は、車体のコンパクトさ。そのため、タンデム性能は不利かと思われましたが、じつは意外なほどに快適だったのです。

まず、シート。前後一体型シートですが、ライダーとパッセンジャーの着座位置に段差をつけることではっきりと分かれています。

そしてパッセンジャーの掴まりやすさも特長。

タンデムグリップとともリアキャリアが標準装備。そのためライダーにがっちりしがみつかなくても大丈夫。(もちろん、しがみつくこともできます)

タンデムステップは格納できるタイプ。位置が絶妙でがっちりと踏ん張れます。

ライダーとパッセンジャーの距離感はこんな感じ。

ライダーの身長:175cm/パッセンジャーの身長157cm

広々しているとは言えませんが、しっかりとそれぞれのスペースがあるため、ライダーの運転に支障が出ることはありません。

僕の場合、普段よりほんの少しだけ前に着座して運転しましたが、窮屈さを感じるほどではありませんでした。

二人乗りをすると、リアサスペンションがグッと沈みます。後席に収まるのが細身の女性でも、足つき性が高まったことが分かりました。

そのままでもいいのですが、スウィッシュの場合は、リアサスペンションの3段階のスプリング調整が可能。タンデム時や荷物の積載時など好みの硬さに変更できます。

実際に運転をしてみても、力強いエンジンのおかげで、街中でストレスを感じることはありませんでした。

そして、しっかりとした2本サスの効能をここでも発揮。

(下に続きます)

ライダーの僕は、しばらくすると何にも気にならなくなり、ほとんどひとりで乗っているのと変わらない気分に。同乗者も快適だったとのこと。

それは高性能なリアのツインショックが大きく貢献していると思いました。

前後10インチの小径ホイールでキビキビとした走りを楽しめるスウィッシュですが、並みの装備では路面のショックがきつすぎます。

そこでリアサスを強化することで、快適性をアップ。

それはタンデムでも力を発揮し、快適な二人乗りにつながっています。

また、車体全体が非常にかっちりとできているということにも気づきました。

スウィッシュの税込価格は32万4500円。

スズキの原付二種スクーターでは高級車の位置づけとなります。そのため、各部の精度も高いのでしょう。

走行中や取り回しに、クオリティの高さを感じさせてくれます。

充実した装備の分が価格に反映されているのかと思いましたが、どうやらひとつひとつのパーツをはじめとする全体の完成度の高さが特長のようです。

文:西野鉄兵/写真:岩瀬孝昌・西野鉄兵/モデル:加藤みゆ

スズキ「スウィッシュ」の主なスペックと価格

全長×全幅×全高1830×690×1095mm
ホイールベース1250mm
最低地上高120mm
シート高760mm
車両重量114kg
エンジン形式強制空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
総排気量124cc
最高出力6.9kW(9.4PS)/7000rpm
最大トルク10N・m(1.0kgf・m)/6000rpm
燃料タンク容量5.5L
変速機形式Vベルト無段変速
タイヤサイズ(前・後)100/90-10 56J・100/90-10 56J
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・ドラム
メーカー希望小売価格32万4500円(税込)

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