コーナリングがけっこう楽しい!って、新型『KATANA』が思った以上にスポーティなのは身に染みました。でもバイクって、むしろ、ゆっくり走っている時間のほうが長いもの。じゃあ、そこはどうなんでしょう?

カタナなら長く愛せるし、実はツーリングも得意?

ボクがこのKATANAというバイクを良いな!と思う部分に、タイムレスなデザインがあります。

他のバイクとは似ない独自スタイル。

こういうバイクって、仮に10年経っても大きく変わらず、時代に取り残されない。

だから、長く愛せると思うんです。

それに、意外だったんですけど新型KATANAって、ゆっくりワインディングを流すのが実に気持ちいいバイクなんですよ。

むしろ、峠をスポーティに走らせるよりもしっくりくるかも?

低速域から粘るエンジンとプログレッシブ形状のスロットルグリップによる、スロットルの開けやすさのおかげでしょうか?

同じエンジンのGSX-S1000シリーズとは印象がかなり違います。

そこに加えてリアサスペンションがすこしソフトな設定なので、ゆっくりコーナリングでも、後輪がきちんと路面を掴んでいることが感じやすい。

タイヤのニュートラル感重視のキャラクターでライダーを急かしてきません。

実のところ、ギアチェンジ無しのオートマ状態でワインディングをじんわり味わうのが得意なんです。

ビーナスラインのような広々としたワインディングで、軽くブレーキを当てるだけのコーナリング。

新型カタナはブレーキシステムとしてブレンボ製モノブロックキャリパーがラジアルマウントされるという贅沢仕様ですが、これって普通に走る時にもやっぱり良い。

ブレーキタッチ、そしてリリース感。

倒立フォークのしっかり感もあって、ブレーキが気持ちいいバイクです。

フロントのサスペンションは乗車姿勢の変更と共に、すこし固めにセットされているということですが、そこまでガチガチじゃない。

思ったよりしなやかに、細かいギャップをいなしてくれる印象。

バタつくようなこともなく、ツーリングで不快感は特にありません。

むしろフロントの接地感が明確で、安心感があることをメリットとして感じるくらい。

車体とエンジンのパッケージは、むしろ『ツーリング向き』だと言えるかもしれません。

後編へ続きます!

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