バイク乗りが愛車を選ぶ基準って何?
ゆったりをワインディングを味わってから諏訪の街へ。
高原での雲海が消えると共に、下界では曇り空が払拭されてクリアな諏訪湖が待っていました。
湖岸をゆっくり流していて、ボクは思うのですが……
バイクって基本的にスポーティさを楽しむシチュエーションって限られます。
むしろこうやって、法定速度で流すことのほうが多い。
だからスポーティな性能も大事ですけど、個人的には『普通に走るだけで満足できること』が重要です。
自分でお金を出して買うなら、それが無いバイクは購入対象になりません。
この点で新型KATANAは良いです。
高速道路も飽きずに走れる味わいがあるし、ワインディングもスピードを出さなくても気持ちいい。
そこにすべからく安心感があるのも好きです。
そして、もうひとつ言うのならば……
見た目がカッコいいことが重要!
諏訪の街には風情のある建物が多いのですが、そういう雰囲気のある場所に愛車を置いて記念撮影。
自己満足ですが、これをしたくなることが、愛車にするべきバイクとして重要な資質のひとつだと思っています。
ほーらカタナ、カッコいい!(笑)
先の洋館も良いですが、そこはカタナ/日本刀ですからね。
和風の建物の前に置くと異様にテンションが上がります!
しかし……やっぱり洋風絵巻も捨てがたい。
これは新旧カタナのどちらにも言えると思うのですが、デザインにオリジナリティが強いから、歴史ある建物の風格に負けないんですよね。
さて、どうでしょう。
和風 vs 洋風。
みなさんは、どっちの風景が新型カタナに似合うと思う?
新型『カタナ』で長距離を走って、ふと気がついた!?
諏訪湖周遊の後は、国道をまったりと。
大型トラックの後ろについて延々、時速55kmフラットで走ります。
こういうツーリングシチュエーションだと4速/2500回転がのんびりしてて良い。
ストップ&ゴーの多い街中だったら3速/3000回転ちょいで時速55km。
このほうがキビキビと動けます。
問題は……低速で極めて扱いやすい特性のせいで、気がつかずに2速/3750回転(55km/h)で走ってしまうことがよくあること。
(下に続きます)
だって燃費に悪いじゃないですか(笑)
扱いやすさによるこんな逆の弊害があるとは……
愛車になれば、すぐ慣れるんでしょうけどね!
そして、予想もしていなかったのですが……新型KATANAのライディングポジションについてです。
ご存知のとおり高めのアップハンドルなので、ごく自然に背筋が伸びる乗車姿勢になります。
これが長時間乗っても……腰が痛くならない!?
ボクは以前にバイクを持ち上げようとしてぎっくり腰をやってからの腰痛持ちなのですが……ここまで距離250km弱を走って、まるで腰が痛くない!
アップハンドルによる軽快さ、操作性も重要ですが……まさか腰にも優しいとは!?
前方に向かって絞り込まれたシート形状のおかげで足も降ろしやすいし、お尻も痛くなりません。
新型KATANAを純粋なツーリングバイクだと言うつもりはありませんけど、かなり長距離でも快適なバイクであることは事実です。
気になるのはツーリングバッグとかをどう積むか、ですね。
そこはいずれ実験してみようと思います。