2024年6月9日に愛知県のとよはし産業人材育成センターで開催された「スズキ北川ライディングスクール」に潜入! 実際にレッスンが始まったけど、バイクってここまでできる乗り物なのか⁉

スズキ北川ライディングスクール実践レッスン開始!

センパイの指令により、『GSX-8R』で「スズキ北川ライディングスクール」に突撃!

始まる前に降り出した雨は何とか降ってないのと変わらないくらいには収まり、ハーフウェット状態でレッスン開始。

ライディングポジションなど軽いレクチャーのあとは、ひとつ目のレッスン「直線スラローム(直スラ)」のデモ走行をインストラクターが実演します。

「直線スラローム」は比較的短距離に等間隔で配置されたパイロンを交互に通り抜けていくレッスン。

インストラクターさんの操る『GSX-R1000R』はインターバルの少ないパイロンの間をクイッ、クイッっと向きを変えてスイスイと進んでいきます……。

この時点ですでに「そんなことできるかーい!」ってなってるんだが、本当に、本当に大丈夫か……?

尻込みしていても仕方がないので、さっそく『GSX-8R』に跨って実践です!

早速走り出したけど、やはり初めのうちは上手く車体を操れない……。
もちろん乗り慣れないバイクということもあるけれど、スラロームって普段バイクに乗る際には滅多に起きない状況の走行なので、なかなかコツがつかめません。

「直線スラローム」では普段メインで扱うフロントブレーキではなく、リアブレーキを用いて減速を行うのも難しく感じたポイントでした。

しばらく走行するとなんとなくコツがつかめてきて、インストラクターさんのようにとはいかずとも、かなりリズム良くパイロンを抜けられるようになった気がする!

普段扱わない「リアブレーキペダル」の繊細な扱いも習得することができ、これはかなり力になったと感じるレッスンでした!

そして、直線スラロームを攻略する上でなにより重要だと感じたのは、先ほどさらっと飛ばしてしまったライディングフォーム!

最初は小さな小回りに委縮して肩や腕が力んでしまっていて、思うようにバイクが曲がらない上にバイクが倒れることに恐怖を感じました。

ですが、レクチャーを思い出してニーグリップとイン側の足の踏み込みを使った操作を実践してみると、面白いくらいバイクがクルクルと回り始めました!

ニーグリップで車体姿勢を制御することに重点を置いているので、バイクがバンクするのも怖くない!

その後休憩を挟んでレッスンは直線スラロームからもう少しインターバルを広げたオフセットスラロームに移行。

パイロン間の距離が伸びたため、ここでようやく減速にフロントブレーキを使うようになりましたが、フロントブレーキ制御、リアブレーキ制御、車体姿勢制御、荷重移動制御と単純なのにやることが多く、これもまた納得のいく走りができる頃にはかなり自分の力になったような気がします!

それにしても『GSX-8R』……。

初めて試乗してのレッスンだというのに、まったくそんな気を起こさせないのがスゴイ……。

ハンドリングは至ってニュートラルだし、低速でのブレーキも効きすぎない程度の扱いやすいもの。

ただ……

「Aモード」、お前元気過ぎやしないか⁉

北岡センパイは「レッスンじゃBモードとかにしておいた方が楽だぞ~」なんて言っていたけど……。

スポーツライディング好きたるもの、

俺は絶対にAモードだ!

(下に続きます)

続いてのレッスンは加速・ブレーキングとUターン。

中でも、今回のタイムスケジュールを見て一番気になっていたのは「Uターン」です。公道ではなかなか練習する場面などなく、道幅の限られた環境でサッとUターンできたらカッコよくないですか?

ただ、その前に加速・ブレーキングのレッスン。

これがちょっと苦戦したけど、かなりためになるレッスンだった⁉

To be continued……

【文:石神邦比古(外部ライター)】

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