本日2023年11月7日よりスタートしているEICMAにてスズキの2024ニューモデルが発表! まずは『GSX-8S』のフルカウルVer.となる『GSX-8R』を紹介します!

スズキが新型『GSX-8R』はセパレートハンドルのフルカウルスポーツだ!

EICMA2023で発表された新型モデルはなんとスポーツバイク!

2022年に発売されたストリートファイター『GSX-8S』をベースとしたセパレートハンドル装備のフルカウルスポーツです!

スズキはGSX-R1000Rの生産終了によって、大型バイクラインアップからフルカウルスポーツが姿を消していたのですが、ここにきて復活! まずそれだけでも嬉しい!

もちろん見た目だけじゃなく、走りもフルカウルスポーツとしてアジャストされています。

ヘッドライトはLEDですが、スズキのアイデンティティとも言える縦目の配置を踏襲。しかもヘッドライト周辺のフロントマスクのデザインが……ちょっとGSX-R1000Rっぽい!?

GSX-R1000Rのイメージを感じさせながら、現代的に洗練されたシャープさを感じさせてくれます。

そして、フルカウル装着による大きな装備変更はコレ!

セパレートハンドルの採用です。

しかも鍛造!

こういった部分の剛性感が高いとライダーの入力に対してシャープな応答を返してくれる傾向にあるので、ダイレクトな操作感を期待することができそうです。

ハンドル位置は高すぎず低すぎず、といったように見えるので、いわゆるスーパースポーツ的な前傾姿勢では無いように見えます。

また、フルカウルの装着によりヘッドライトがフレームマウントに変更される(※ネイキッドのGSX-8Sはフロントフォークにマウント)ことも注目のトピックスのひとつ。

ヘッドライトという重量物がフロントフォークから無くなることで、さらにニュートラルなハンドリングとなることは間違いないものと思われます。

ていいうかこの『8R』のグラフィック……めっちゃお洒落やん。

さらに、個人的にめちゃくちゃ注目しているのが前後サスペンションです。

GSX-8SはKYB製の倒立フォークを採用しているんですが、GSX-8RはSHOWA製のSFF-BPに変更されています。GSX-8Sの軽快さ重視のハンドリングから、純粋なスポーツバイク的にフロントタイヤの手応えを感じられるフィーリングになっている可能性があります。

そしてフロントフォークがSHOWA製になったことに合わせて、リアショックもSHOWA製に変更。足まわりのフィーリングはGSX-8Sとはまるで違ったものになりそうです。

セパレートハンドルの採用に加え、足まわりの全面的な刷新、重量物(ヘッドライト)のフレームマウント化。

これだけ揃えば、GSX-8Sとはまるで違う走りになることはもはや明白……。

GSX-8Rはスズキ伝統の『GSX-R』シリーズとは別ラインの新世代GSXシリーズなので、バリバリのサーキットマシン!という方向性ではなく、公道走行をメインに据えたスポーツバイクになるのは間違いないものと思われます。

ただ、GSX-8Rに搭載されているエンジンは、2022年発表のGSX-8SやVストローム800DEと同系の並列2気筒エンジン。

このエンジンが最高出力としては80馬力ながらパワー感はそれ以上で「スズキらしいトルクに溢れたフィーリング」になっているので、かなりエキサイティングな走りを楽しめそう!

このモデルは2024モデルなので発売は来年になるものと思われますが、注目モデルになることは間違いなし!

さらなる続報に期待したいところです!

新型『GSX-8R』のスタイリング写真やスペックなどはこちら!

高級スポーツツアラー『GSX-S1000GX』も登場!

スズキファンのためのWEBサイト!