スズキのバイクのペイントカラーは何色ある?
バイクの“カラーリング”って、購入におけるかなり重大なポイントだと思います。
このカラーリングだからこのバイクを選んだ、とか、あのカラーがあれば買うのに、なんて経験ある方もいるのではないでしょうか?
そしてスズキのバイクのラインナップを眺めている時、ふと思いました。
「スズキのバイクのカラーバリエーションって、全部で何色あるんだ?」
早速数えてみたのですが、皆さん何色あるかご存じですか?
というわけで、まずはクイズ!
スズキのバイクのカラーバリエーションに使われるカラーは何色あるでしょうか?
※基本は色の名称で判断。同じ名前の色でもナンバリングされているものは1つと数えます。(例:トリトンブルーメタリックとトリトンブルーメタリックNo.2は同色扱い)
※ラインナップ上のカラーコードが違うものでも同じ名前なら一色扱い(グラススパークルブラック(YVB)とグラススパークルブラック(BD7)は同色扱い)
※生産終了モデルを含みます。2024年1月1日時点に通常ラインナップする国内モデルにて集計(電動アシスト自転車は除く)
※一個ずつアナログで数えたので、もし間違えていたらごめんなさい!
どうでしょう? たくさんあってビックリしませんでしたか⁉
で、せっかくならどういった色がどのくらい採用されていいるのか、といった点も気になりますよね。
というわけで、スズキのバイクで使用されているカラーで簡易的なカラーチャートを作ってみました!
それがこちら!
左下から右上にかけて明るく。右下から左上にかけて青から赤に色相が変化するように組んでみたのですが……
思ってたより、モノクロだ
作る前はもっとこう、カラフルで楽しい感じのカラーチャートに、なんて思ってたのですが、ブラック、ホワイト、シルバーといった無彩色カラーが多く、グレースケールの目立つカラーチャートになってしまいました(汗)
……ブラックだけで7色もあるし、そりゃこうなるか(笑)
でも、スズキってトリトンブルーメタリックをはじめとした青系統のカラーが多くなるのではと思っていたのですが意外に赤系も多く、カラーチャート上では半々くらいになりました。
そして、Vストロームシリーズの機種の多さから黄色も多くなるのではと思ったのですが、よく考えればチャンピオンイエローでほぼ統一なので黄色は(種類としては)ほとんどありませんでした。
ただ、このカラーチャートでは各色の採用率は反映していないので、もちろん偏りはあります。
ではここでクイズ第二問!
スズキのバイクで一番採用されているカラーはどれでしょう?
※複合カラーはそれぞれ別々にカウントします。(パールビガーブルー/マットソードシルバーメタリック(CFR)なら、パールビガーブルーとソードシルバーメタリックで1色ずつ)
正解できましたか?
まぁ、この色はベーシックなカラーなのでどのモデルでも採用率が高く、あまり意外性はありませんでしたかね……。
色数で言えば赤系、青系は同じくらいに見えますが、無彩色系を除けばやはりは青系カラーがラインナップされたモデルが多いように感じます。
そんなことから、おそらく全国を走るスズキのバイクもきっと黒系、青系と黄色系が多いでしょう。
なので、他人とあまり被らない色を選びたい『逆張り系』のあなたには赤系がおすすめです!
……中間色の緑系でラインナップされるのはラッシュグリーンメタリックの『アヴェニス125』とマットスティールグリーンメタリックの『Vストローム800』くらいですからね(笑)※1/21発表のGSX-S1000GXによって「パールマットシャドーグリーン」が追加されています。
ちなみに、色には膨張色、収縮色という分類があり、同じ大きさのものでは膨張色のものは大きく、収縮色のものは引き締まって見える特徴があります。
膨張色に分類されるものの代表的なものは白に加え赤、黄色といった暖色系の色。収縮色は黒に加えて青をはじめとした寒色系が挙げられます。
これは個人の主観ですが、白系、黄色系がベースのバイクは大胆で迫力のあるイメージ。黒系、青系がベースならシャープな力強さを持った印象、といったところでしょうか。
色の好みは人それぞれですが、こういった観点からバイクを見てみても面白いかもしれませんね!
(下に続きます)
いかがでしたか?
今回、記事内で登場したカラー以外にも、スズキのバイクのカラーにはたくさんの種類があるので、是非ラインアップをくまなくチェックしてみてください!
色は組み合わせによって大きくイメージを変えるので、もしかしたら自分の本当に好みの色がみえてくるかも?
【文:石神邦比古(モーターマガジン社)】