春はバイクの免許を取得する人が増える時期!今回はバイク免許の中でも最も取得者数が多い「普通自動二輪免許」で乗ることができ、いま新車で買えるスズキのアンダー400モデルを集めてみました。

スズキには普通自動二輪免許で乗れるアンダー400モデルがこんなにある!

春を迎えると住居や学校・職場などの生活環境が大きく変わる人が多くなりますよね。

そんな新生活をスタートする方が多い春は、街乗りや移動に便利なバイクの免許を取得する人が増加する時期でもあります。

ちなみに、現在、自動車教習所で取得することができるバイク免許は、AT限定免許も含めると、計7種類の免許区分がありますが、その中でも一番ポピュラーなのは400ccまでのバイクに乗ることができる「普通自動二輪免許」です。

そして普通自動二輪免許が無事に取得できたら「どのバイクを買えばいいの? 自分にぴったりなのはどれ?」と迷ってしまうことがあるかもしれません。

そこで今回は人生初めてのバイクを買おうか考えている方に、いま新車で買うことができるスズキの最新モデルをカテゴリー別におすすめしてみたいと思います。

フルカウル・ロード・スポーツ

ヘッドライトからエンジンに至るまで、車体の大半が『カウル』と呼ばれる防風性や空力特性に優れるボディパーツで覆われているスポーツバイクが「フルカウル・ロード・スポーツ」です。フルカウルスポーツなんて呼ばれたりもします。

レーシングマシンのようなスポーティなデザインになっていて、低めのハンドル位置となるセパレートハンドルや、走行風をいなせるウインドスクリーンなどが備わっているのが特徴。

バイクらしい前掲姿勢となるライディングポジションは、峠道のコーナーなどをスポーティに楽しみたい人にピッタリ! だけどスズキ車はこのカテゴリーでもツーリングからスポーツランまで幅広く楽しむことができるモデルが多くラインアップされています。

現在スズキには普通自動二輪免許で乗れるフルカウル・ロード・スポーツモデルは排気量別に3機種がラインアップされています。

GSX250R

車両本体価格:64万7900円(CXX・CYX)、63万5,800円(BKJ・4CX)※消費税10%込み

スズキらしい個性的なフェイスデザインとレーシングマシンを連想させるフルカウルを身に纏ったうえで、別体タンデムシートやセパレートハンドルの採用など、スポーティなルックスが目を引く250ccフルカウルスポーツが「GSX250R」です。

水冷4ストロークSOHC2バルブ2気筒エンジンを搭載しているGSX250Rは、スポーツランからツーリングまで運転のしやすさを重視したロングストローク設計のエンジンになっているのが特徴。

低回転域から250ccとは思えないほどに力強く、フラットなパワー特性で、市街地やツーリングでの扱いやすさはクラスナンバーワンと言っても過言ではありません。また、ワインディングでも粘り強さがあり、ライダーのスキルを問わず『バイクでスポーティに走ること』を味わうことができるモデルです。

ジクサーSF250

車両本体価格:51万4800円(消費税10%込み)

エンジンの冷却方式にスズキ独自の「油冷単気筒エンジン」を採用し、空冷エンジン車並みの軽さと水冷エンジン車並みの冷却性能を両立したフルカウルスポーツモデルが「ジクサーSF250」です。

最高出力26PSを誇るスズキの250cc油冷単気筒エンジンは、水冷エンジンほどの複雑な構造にならないことで軽量&コンパクトに設計することができ、カウル付きの車体にも関わらず車両重量は158kgという軽さを実現。250ccフルカウルスポーツではトップの軽さを実現しています。

ジクサーSF250の2025年モデルは、スズキのスポーツモデルらしい鮮やかなブルーが印象的なトリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイトの復活や、マットカラーのレッド&マットブラックの追加など、全3種類のカラーリングがラインアップされています。

GSX-R125

車両本体価格:45万3200円(消費税10%込み)

スズキ「GSX-R」シリーズのDNAを受け継ぎ、セパレートタイプのクリップオンハンドルを採用したスポーティな125ccMTバイクが「GSX-R125」です。

10500回転という高回転域で最高出力15PSを発揮するパワフルな水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載し、前後17インチタイヤを装着したフルサイズの超本格派。取り回しや燃費の良さも兼ね備えていて、普段使いから週末のツーリング、サーキット走行まで様々な場面で楽しさを味わうことができます。

125ccまで運転できる小型限定普通二輪免許で乗ることができるのも嬉しいポイント。「GSX-R125」は、スズキが本気で作った125ccフルカウルスポーツモデルになっているので、ビギナーはもちろん、ベテランライダーまで『操る楽しさ』を体感できるバイクです。

ネイキッド・ロード・スポーツ

車体を覆うほどのカウルを持たず、“裸”を意味する言葉で呼称されるスポーツバイクが「ネイキッド・ロード・スポーツ」。通常は『ネイキッド』と呼ばれることが多いです。

エンジンの存在感からバイクらしさを感じるスタイリングと、リラックスして乗ることができるアップライトなハンドルは、街乗りからツーリング、スポーツランまで幅広く楽しめるため人気カテゴリーとなっています。

現在、スズキには普通自動二輪免許で乗れるネイキッド・ロード・スポーツモデルは排気量別に3種類ラインアップされています。

ジクサー250

車両本体価格:48万1800円(消費税10%込み)

スズキの次世代型250油冷エンジンを搭載したスポーツネイキッドが「ジクサー250」です。フルカウルの代わりにコンパクトな新設計LEDヘッドライトが与えられ、オイルクーラーシュラウドのデザインや分割式シートの採用、スイングアームマウントのマッドガードを装備するなど、充実した装備を誇ります。

カウルが無いぶん「ジクサーSF250」に比べてもさらに軽く、ガソリンやオイル類がすべて入った状態での車両重量は実に154kg。高い運動性能を持ちながら、ネイキッドらしく扱いやすさの面でも優れています。

ジクサー250の2025年モデルは、鮮やかなスズキブルーが印象的なリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイトと、マットカラーのレッド&マットブラックの追加など、全3種類のカラーリングがラインアップされました。

ジクサー150

車両本体価格:38万5000円(消費税10%込み)

街乗りやツーリングなどで気軽に使えるうえに、維持費やランニングコストにも優れる154ccの空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載したネイキッドスポーツが「ジクサー150」です。

ルックスは兄弟モデルの「ジクサー250」と瓜ふたつですが、車両重量139kgの軽さで、最高出力は14PSを8000回転という低めの回転数で発生。抜群の扱いやすさを持つため、エントリーユーザーから絶大な支持を得ています。

日本ではやや馴染みの薄い150ccクラスのネイキッドスポーツですが、二人乗りや高速道路の走行も可能で、WMTCモード値での燃料消費率は50.0 km/Lを記録するほどの燃費性能を誇ります。2025年モデルは写真のマットグレー×イエローなど3タイプが全て新色になっています。

GSX-S125

車両本体価格:42万200円(消費税10%込み)

スズキを代表するスポーツモデル「GSX」シリーズの原付二種ネイキッド・ロードスポーツが「GSX-S125」です。

国内では2017年10月に初登場し、2020年に小変更が加えられてマイナーチェンジ、さらに2022年モデルでは最新の排ガス規制に対応し、ヘッドライトのLED化やアンダーカウル形状のデザインも変更されました。

コンパクトかつ高性能な水冷単気筒エンジンを搭載し、アップライトなライディングポジションと良好な足つき性、高い燃費性能などが備わっています。125ccモデルとは思えないほどの装備や走行性能を備えたスポーツモデルになっています。