アドベンチャー

アップライトな乗車ポジションに加え、走行風を軽減させるフロントスクリーン、ちょっとした未舗装路の走行も可能にするサスペンションや大径ホイールなど、ロングツーリングもこなせる冒険仕様になっているカテゴリーがアドベンチャーです。
スズキのアドベンチャーモデル「Vストロームシリーズ」は国内最多の5機種7バリエーションをラインアップしていますが、普通自動二輪免許で乗れるVストロームは2タイプがラインアップされています。
Vストローム250

車両本体価格:59万1800円(消費税10%込み)※写真はパニアケース装着車です
軽二輪クラスとなる250ccのアドベンチャーモデルとして、2017年に初登場するやいなや、大人気モデルの仲間入りを果たしたのが「Vストローム250」です。2023年モデルでエンジンに大幅な改良が加えられ、中速域のトルクが増強されたことでよりロングツーリング向きにアップデートされました。
丸目一灯のヘッドライトに走行風を綺麗に受け流してくれるウインドスクリーン、ハンドガードやアンダーガード、リアキャリアなどを標準装備。所有感を満たすデザインや大柄なボディ、車検のない250ccモデルということで安定の人気を博しているモデルとなります。
スタイルはアドベンチャーモデルですが基本的にオンロード走行に特化した設計となっているため「クロスオーバー」と呼ぶべきバイクかもしれません。
『Vストローム250』のレビュー記事はこちら!
Vストローム250SX

車両本体価格:66万8800円(消費税10%込み)
“スポーツ・クロスオーバー”の冠を付けたもうひとつのVストローム250として、フロント19インチ、リア17インチの足まわりを装備し、ジクサー250シリーズに搭載された新世代油冷単気筒エンジンを搭載したスポーツアドベンチャーが「Vストローム250SX」です。
設計段階から『未舗装路の走行を重視』して作られていることもあり、オフロードでの楽しさは格別。本格的なフルサイズのトレールバイクには及ばないまでも、高いレベルでダート走行を楽しむことができます。
林道なども楽しみたいライダーにはVストローム250SXがおすすめです。
『Vストローム250SX』のレビュー記事はこちら!
スクーター

ゆったり座れる大型シートや荷物の積載に便利なシート下のラゲッジスペースなど、街乗りの移動や生活の足としても便利なバイクがスクーターシリーズです。
クラッチ操作が不要なCVTオートマチック機構を搭載していることで、AT限定免許でも乗ることができます。
バーグマン400 ABS

車両本体価格:89万5400円(消費税10%込み)
スズキの「バーグマン400 ABS」は、普通自動二輪免許で乗れる国内唯一の400ccスクーターで、ホイールベース1,580mmの大柄な車体は、ロングツーリングからタンデム走行まで快適にこなせます。
シート下のラゲッジスペースは42Lもの大容量になっているので、日常的な荷物はもちろん、泊まりのツーリングの荷物までシート下に収まってしまうほどの積載力を誇ります。
399ccのゆとりあるエンジンは、最高出力29PS / 6,300rpmを誇り、街乗りでの利便性はもちろん、日帰り1000kmのロングツーリングまでこなせる快適性能を備えています。
『バーグマン400 ABS』のレビュー記事はこちら!
バーグマンストリート125EX

車両本体価格:31万7900円(消費税10%込み)
街乗りからツーリングまで快適に走れるスクーターとして人気の「バーグマン」シリーズに、原付二種/125ccクラスのスクーターとして登場したのが「バーグマンストリート125EX」です。
兄弟モデル「アドレス125」や「アヴェニス125」とエンジンやフレームを共通のものとしながらも、スズキ初の「アイドリングストップ」機能や、エンジンを静かに始動させる「サイレントスターターシステム」を組み込んだ「SEP-αエンジン」を搭載し、より上質な乗り味が楽しめるラグジュアリーな125ccスクーターです。
『バーグマンストリート125EX』のレビュー記事はこちら!
アヴェニス125

車両本体価格:28万4,900円(消費税10%込み)
エッジの効いたシャープなボディと、スズキのスポーツモデルらしい縦2灯のヘッドライトが印象的なスポーツスクーターが「アヴェニス125」です。
オフロードバイクのようなシャープでアグレッシブなフォルムを取り入れてデザインされただけあって、他の2台と比べてもかなりスポーティなスタイリングとなっています。エンジン特性や足まわりにもスポーティさを軸としたアレンジが施されています。
『アヴェニス125』のレビュー記事はこちら!
アドレス125

車両本体価格:27万3,900円(消費税10%込み)
“通勤快速”のキャッチフレーズでお馴染みだったスズキのアドレスシリーズに、路線変更とも言える大幅なイメージチェンジが施され、ヨーロピアンテイスト溢れるデザインを取り入れたレトロモダンなスクーターが「アドレス125」です。
メッキを施した縁取りのヘッドライトリムや、丸すぎず角ばりすぎてもいない絶妙な形状のヘッドライト、やや丸みを帯びた車体など、多くの人が「このデザインが好き!」と思える1台となっています。
『アドレス125』のレビュー記事はこちら!
【番外編】日本発売が期待される400ccスーパーモタード/オフロード・トレール

そして先日、大阪・東京・名古屋で開催されたモーターサイクルショー2025に参考出品車として展示されたのが、普通自動二輪免許で乗ることができるスズキの新しい400ccモデル。日本発売が期待されています。
この2台は、スズキがかつて発売していたDR-Z400シリーズの後継モデルとなる軽量・ハイパワーな400ccスーパーモタード/オフロード・トレール。現段階では、発売時期や価格等は未定ですが、事前情報やモーターサイクルショー会場での賑わいを見ると、間違いなく人気モデルになると思います。
DR-Z4SM

モーターサイクルショー2025出展車(輸出仕様)
日本では2009年頃まで発売されていたDR-Z400SMの後継モデルとなるのが「DR-Z4SM」です。
オフロードバイクに前後17インチのロードタイヤを履かせて「オン・オフのどちらも組み合わせたコースを走らせたら誰が一番速いのか?」を競ったアメリカのスーパーモタードレースの公道マシン。街乗りからツーリング、スポーツランまでこなせるストリートバイクとして人気のカテゴリーです。
ライドバイワイヤの導入により、SDMS(スズキ・ドライブ・モード・セレクター)が採用され、さらに4段階から選べるSTCS(スズキ・トラクション・コントロール・システム)のなかには「G(グラベル)」モードまでも搭載されています。
前後足まわりにはサーキット走行を想定したスポーティーなハンドリングを実現するKYB製サスペンションを採用。ワイヤースポークを採用した17インチホイールに装着される純正タイヤはダンロップ製「SPORTSMAX Q5A」となっています。
DR-Z4S

モーターサイクルショー2025出展車(輸出仕様)
公道はもとより、林道やダートコースなどの未舗装路の走行も可能な新型400オフロード・トレールが「DR-Z4S」です。
先代モデルのDR-Z400Sの後継モデルとはなりますが、外観デザインはもちろん、フレームやエンジンの9割近くをフルリニューアルするなど、全く新しい400デュアルパーパスモデルとして登場予定。
国産メーカーでは唯一の400ccオフロード・トレールモデルとなり、スロットル・バイ・ワイヤを採用し、パワーモード切替やトラクションコントロールが備わるのは「DR-Z4S/SM」が恐らく初となるでしょう。
DR-Z4S/SMの双方の日本発売が大いに期待される2台です。
普通自動二輪免許で乗れるスズキ車で快適なバイクライフを始めよう!

あなたにピッタリの1台は見つかりましたか?
普通自動二輪免許でいま買えるスズキのバイクはこれだけたくさんのモデルがあります。
それでは皆さん、あなたに相応しい最高の1台を見つけて素敵なバイクライフを!