バイク乗りはそれぞれが『主人公』だ!
ライダーにはそれぞれドラマがあって、ひとりひとり、みんなが主人公!
そう考える我々『スズキのバイク!』編集部のスタッフが、スズキ乗りを時には待ち伏せ、時には追撃してインタビューを敢行するのが当企画『SUZUKI HEROES/スズキ ヒーローズ』です。
編集部スタッフに捕獲されたら運の尽き!? 根掘り葉掘り『好き!』の気持ちを聞かせてもらうまで我々は帰りません。そんな企画に快くご協力いただいた……
スズキを愛するライダーたちのエピソード、ご覧くださいませ!
21歳でカタナを新車購入→年間18000km走ってカスタムも!?
カタナミーティング2025の会場でバランスの良いカスタムが施されたカタナを発見……と思ったらオーナーさんがものすごく若そう!?
ということで突撃させてもらったのは東京在住のTakaさん(21歳)です!
ウインドスクリーンはヨシムラ製
Takaさんのカタナは現行モデルの第二世代カタナ。新車価格は約160万円のバイクですが……よく新車で買えたナァ……!? と思ってストレートに質問してみたところ……
『カツカツですね! バイト代を全部つっこんで買いました! ご飯は自炊です!』
いまどき珍しい(?)熱い男でした(笑)
完全にバイクが恋人状態。彼女をつくる余裕はもちろんないそうです……
そんなTakaさんの愛車はハンドルやマフラー、ステップにスライダーなど走りを軸にしたカスタムが施されていました。
いやバイク買うだけでも大変だろうに……よくカスタムまで……
『実は整備士の学校に通ってまして、カスタムはぜんぶ自分で(作業を)やってます。タイヤも自分で替えてます!』
とのことで、なるほど納得でした。
確かにパーツ代だけで工賃がないならギリギリ実現できるかも。それにしたってカタナ好きすぎですが……冒頭にTakaさんが言っていた『カツカツです!』の言葉に真実味が増しました。バイク乗りとしての好感度が高い!
しかもTakaさん、購入から1年で18000kmも走ったとか……
『普段は友達とツーリングしたり……走るのも好きなので一人で走りに行ったりもしてます。前に左にコケちゃって、修理は2万円くらいで』
カタナが好き! が全身からあふれ出しているTakaさんの自慢のカスタムポイントはフロントフェンダー。実はこれ、同じ血統のネイキッド「GSX-S1000」の純正パーツを流用して装着しているそうです。
その手があったか!? 若いとはいえ流石は整備士のタマゴ……自然にカタナにスポーティさを追加する方法として参考になる手法でした。
Takaさんは今回、友達と3人でカタナミーティング2025に参加!
青春が炸裂しすぎです……厳しい残暑に照り付ける太陽以上の眩しさでした!
(下に続きます)
すべてをカタナに捧げるTakaさん。お金は厳しいかもしれないけど、その顔は元気いっぱいで幸せそう!
このご時世でもこんなにバイクが好きで、がんばってる若者がいる!
オトナのみなさん、負けてはいられないですよ~?
今回はインタビューにご協力くださってありがとうございました!