機織機の製造から始まった「スズキの原点」が手に入る?
昨年、創業100周年を迎えたスズキは、1909年に「鈴木式織機(しょっき)製作所」として創業されました。
元大工だった初代スズキ社長「鈴木道雄」氏が発明した「杼箱上下器搭載の足踏み式織機」からスタートし、金属製自動織機の生産などで事業を拡大。
後に精密機械の加工などを経て、オートバイや自動車の開発が始まったのは、スズキファンの皆様にはご存知の方も多いかもしれません。
鈴木式機織機は現在でも静岡県浜松市にある「スズキ歴史館」で展示されています。
なかなか遊びにもいけない今日この頃ですが、この施設はちょっと気分転換にもおすすめ。
↓完全予約制(入館者数制限あり)ですが、こちらのサイトから予約申し込みができます。
そんなスズキの原点とも言える鈴木式機織機で織られた生地による「前掛け」がS-MALLで販売されているのってご存じですか?
おそらく1930年代に製造された鈴木式機織機で、ざっくり80~90年も前の戦前の機械。可動しているのは2台のみ、という希少すぎる価値が付加されている……そのレア商品がこちら!
我らスズキの民にとっては『前掛け』であって『前掛け』ではない
ベーシックな紺色に大きく「SUZUKI」ロゴがデザインされたレトロさが神々しい前掛けです。
この前掛けは「スズキ株式会社創立100周年の年に『鈴木式織機』で織られた製品を販売したい」という熱き想いから実現したもの。
そうなると、我らスズキの民にとって、これはもう単なる前掛けとは言えません。
生粋のファンにとっては神棚に飾って毎朝拝むレベルのアイテムなのです。
原点の鈴木式機織機で織られた生地は、一般アパレルではあまり使われないような太い糸が使用されているので極めてタフ。このあたりのタフさは現代のスズキ製のバイクにも通じています。
それでいてしなやか。一枚ずつ丁寧に織られ、非常に柔らかい最高級の生地となっており、末長く拝むことができるのは間違いありません。
サイズは縦幅670mm×横幅450mmで、腰紐の帯の長さは251mmになっています。
綿100%というナチュラル感もいい感じです。
S-MALLのWEBサイトには、スズキMotoGPライダーのアレックス・リンス選手や、昨年2020シーズンに年間ライダーチャンピオンを獲得したジョアン・ミル選手がお茶目に着用しています。
リンスやミルも、MotoGPライダーになった後に、まさか『ジャパニーズ・マエカケ』を身に着けることになるとは予想もしていなかったことでしょう。
ミルにいたっては、軽く使い方を間違えているかもしれませんが、それが『スズキのライダーらしさ』っていうものです。
生真面目な印象のあるミルですが、やはりそこはスズキのライダー。下の画像をご覧頂ければ、彼のことがもっと好きになるかもしれません。
ほらね、ミルも拝んでる!
織り方の製法や素材はもちろん最高級品ですが、デザインや色合いも雰囲気抜群!
でもまぁ生業が酒屋さんでもないかぎり、普段の生活で使うことはほとんどないと思います。それでいて8,030円のお値段。
だが、それで良い。価格の問題ではないのです!
スズキファンにとっての信仰対象
これは本来の用途としては「身に着けるもの」ですが、我らスズキの民にとっては意味合いが異なります。
いわば信仰の象徴。偶像崇拝に限りなく近い。
部屋の壁に宗教画のごとく飾り、毎日の目覚めと共に拝めば、心安らかなるスズキバイクライフが送れることは間違いない(気がする)。疑ってはいけません。そう、信じるのです。
(下に続きます)
そしてどうやら、神聖な鈴木式織機で織られた商品は他にも、ジムニーデザインの「前掛け」やシンプルな「トートバッグ」などの派生モデルもあるようです。トートバッグなら実用性もあるはず……
とりあえず、骨の髄までスズキファンのかたは、ショッピングサイト「S-MALL」をチェックしてみてください!
購入はスズキのWebShop『S-MALL』がオススメ!
こちらの「鈴木式機織製 前掛け」は、スズキの販売サイト『S-MALL』からの購入が安心&スピーディかと思われます。
その他にもユニークなスズキ オリジナル グッズが揃っているので下記サイトから確認してみてください。
人気のアイテムは結構早くに完売してしまうそうなので、お気に入りを見つけたらなるべくお急ぎください。
もちろんこれらの商品はWEBだけじゃなく、近くのスズキ取扱店(四輪の販売店でもOK)でも購入できます!
この尊さ、わからない人には永遠にわからないものでしょう。
だけど、わかる人には是非とも手にしてほしい。
だって、紛れもない『スズキの原点』が手に入るんですから!