前戦アラゴンGPに続き、またもやスズキがW表彰台! 世界最高峰のバイクレース『MotoGP』は完全にスズキ無双モードに突入しています!

ライダーもチームも、スズキがナンバーワン!

痛快!

もはやそれしかありません。

前戦のアラゴンGPではエースライダーのアレックス・リンスが優勝。そして現在ライダーチャンピオンシップで首位のジョアン・ミルが3位のW表彰台を獲得。

スズキのW表彰台は第9戦カタルニアGPでも実現していて、今回はそれに引き続きシーズン3回目のW表彰台となりました。

チーム・スズキ・エクスターのエースライダーとなるゼッケン42 アレックス・リンスは2位表彰台を獲得。

怪我からの復帰を果たし、後半戦にその実力を発揮。

シーズン中盤までは苦しかったものの、気が付けば今回の12戦目テルエルGPを終えた時点でチャンピオンシップのポイントランキング6位にまで巻き返してきました!

そして、現在チャンピオンシップトップとなるジョアン・ミルは3位表彰台獲得!

予選では12番手スタートだったのですが、今回もじりじりと追い上げ、結果的には3位表彰台にまで上り詰めました。

これによりチャンピオンシップのランキングトップは堅守、というか2位のライダーにさらにポイント差をつけて引き離すことに成功しています!

ちなみにミルは今シーズン、MotoGPクラス最多6回の表彰台を獲得……スゴすぎる!

ところでこの記事は『100%スズキ贔屓で楽しむバイクレース』というタイトルで、何があってもスズキを贔屓するように心がけているのですが……最近はスズキが無双すぎて贔屓する必要がなくて困っています(笑)

だって、明らかにスズキが強いんですもの、誰が見たって……

今回は優勝したライダーに敬意を……

今回は惜しくも優勝は逃しました。

優勝したのはヤマハのサテライトチームに所属するF.モルビデリです。

彼は先週のアラゴンGPでレース序盤3周目にアレックス・リンスにオーバーテイクされ、その後、8周目にはジョアン・ミルにも僚友ともども、まとめてパスされてしまいました。

その時に『今週はヤマハの週じゃない』と悟ったそうです。つまり、先のレースではスズキに勝てないと直感したっていうことでしょう。

これはわたし(北岡)の推測にすぎませんけど、おそらく彼はそこから1週間『どうやってスズキに勝つか』を考えていたと思います。

そして選択したのが前後ミディアムタイヤというレース後半を重視した戦略。ちなみに今回のレースでリンスは前ミディアム・後ろはソフト。ミルは前後ともソフトを選択しています。

それは博打だったかもしれませんが、スズキの2台と戦うための戦略が功を奏したのでしょう。よくぞ後ろから迫る我らがスズキ勢を抑え込んだものだと思います。

なので今回は珍しく(笑)優勝したライダーに敬意を表したいと思います。

スズキはチームのランキングもトップです!

なんて余裕なことを言えるのも、ライダーふたりの活躍のおかげ!

だって、ふたりの活躍により、ライダーのポイントの合算による『チーム チャンピオンシップ』でも現在チーム・スズキ・エクスターがトップなのです!

これの意味するところは、アレックス・リンスとジョアン・ミルのふたりが、シーズン中に安定してポイントを獲得しているっていうこと。

つまり、ふたりの乗るバイクGSX-RRが安定して速い!っていう事実の証明に他なりません。

(下に続きます)

スズキの年間チャンピオンが現実味を帯びてきた?

2020シーズンが始める前に(スズキファン以外で)誰がこれほどの強さを予想したでしょうか?

世界最高峰のバイクレースであるMotoGPは今、スズキ無双モードに突入しています。

今シーズンは残すところ3戦のみ。

混戦状態に変わりはない今シーズンですが、なんとなくスズキが頭ひとつ抜けている印象があります。

この勢いが続けば、スズキがチームとして、そしてライダーも年間チャンピオン獲得は十分にありえます。

スズキ100周年の年に、100周年記念カラーをまとったGSX-RRが最高峰のバイクレースMotoGPで優勝なんてことになったら……限りなくドラマチック!?

もちろん、1度の転倒で結果がひっくり返るような接戦の中ですから油断は禁物ですが、そんな未来にも淡く期待しつつ……

2週間後の11/8(日)に開催されるヨーロッパGPでも、スズキの活躍をお見逃しなく!

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