やってくれたぜリンス様! スズキがMotoGPで圧倒的勝利!
MotoGP2020シーズン。第11戦アラゴンGP。
チーム・スズキ・エクスターのエースライダー
アレックス・リンス優勝!
シーズン中盤まで本当に怪我に苦しんだけれど……完全復活!
おかえり、リンス様。そして、ありがとう!
そして2020シーズン、前戦第10戦まででポイントランキング2位につけていたジョアン・ミルは後半に若干苦しんだものの、見事3位表彰台を獲得。
しかし、今回の3位獲得によってMotoGP 2020シーズンの年間ポイントランキングでは……
スズキのジョアン・ミルがトップです!
まだ今シーズン優勝はありませんが、ミルの安定感はすばらしい。
でもこのまま『無冠の帝王』じゃもったいない!残り4戦に期待しまくりです。
序盤から『チーム・スズキ・エクスター』がMotoGPで大暴れ!
それにしても……
やった、やったよ! スズキさん、待ってましたよ!
アラゴンGP、素晴らしかった。最高にエキサイティングでした。
舞台となるスペインのモーターランド・アラゴンはチーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスもジョアン・ミルも、スペイン出身でホームコースのようなもの。
予選はいつも苦戦するけど、今回は『いつもよりちょっといい感じ』だったので、こりゃ今回はいけるか?と思ってましたけど……
10番手/4列目スタートのアレックス・リンスはスタートで一気に4位へポジションアップ。6番手スタートだったジョアン・ミルもひとつポジションを上げてリンスに続く5位。
レース後半になるほど強くなるスズキです。
スタートでこれなら……来るかも、と期待が膨らみました。
トップ3を独占するヤマハをスズキが追い詰める!
そして期待通りの展開!
リンスは3周目、早々に3位走行中のF.モルビデリ(ヤマハ)を1台オーバーテイク。6周目には2位を走るランキングトップのF.クアルタラロ(ヤマハ)も余裕でパス!
トップを走るM.ビニャーレス(ヤマハ)あっと言う間に追い詰めたリンスは8周目の最終コーナーでオーバーテイクしトップへ躍り出ます。
同時にその8周目ではジョアン・ミルも、先のF.モロビデリとF.クアルタラロのヤマハ勢2台をまとめて瞬殺。
強い……圧倒的にスズキが速い。
それしか思い浮かばないレース展開となりました。
感動のゴール! これがスズキの実力だ!
終盤、同じスペイン出身で前戦からの勢いに乗るアレックス・マルケス(ホンダ)が猛追。
過去3年間アラゴンではホンダが優勝していて、ホンダ機が得意とするコースです。無念極まりますがジョアン・ミルはパスされ3位へ後退。
しかし!
最終ラップでもスズキの安定感は変わりません。
そのままアレックス・リンスはチェッカーを受けてゴール!
スズキのエースライダーとしての貫禄を見せました。
お見事、リンス様!
今シーズン、スズキのGSX-RRが安定して速いのは、これまでのレースでもわかっていました。
世界中のスズキファンたちは、わたし(北岡)と同じく『今か、今か』とやきもきしていたことでしょう(笑)
でも、ついにきました。
スズキ完全勝利!
(下に続きます)
復活のアレックス・リンスの追い上げにも期待したい!
そしてランキングトップとなったジョアン・ミルは年間チャンピオンをロックオン完了。
今シーズンは残り4戦……
いっけえぇぇぇー! チーム・スズキ・エクスター!!!