バイクではるか彼方へ走っていきたい。だけど時間も無いし、動き出すきっかけもない。いつかは、そうしてみたい。じゃなくて今こそ!ですよ。 その夢を実現するために必要なものって何でしょうか?

走り出す『きっかけ』が欲しい

※本記事の車両は2018年モデルです

画像1: 走り出す『きっかけ』が欲しい

仕事をしていると毎日が忙しくてヘトヘト。たまには温泉で骨休めでもしたいナァと思いつつも、休日は疲れを癒すために出かけることも少ない。

気づけばそんな日常になりがちですが……でも、ボクたちにはバイクがあります。

きっかけさえあれば、すぐさま日常から脱出できる。

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今回、ボクが東北を目指してみようと思い立った理由は、スズキのVストローム1000XTに乗る機会があったから。

このバイクをとことん走らせるには?と考えた時に思い浮かんだのがココでした。

でも、目指す『八幡平』は片道で約600km!

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往復1200kmの旅ともなると、さすがに覚悟がいります。

生半可なバイクじゃつらいだけ。

でもVストローム1000XTは大丈夫だと感じた理由があります。

真剣な「足着き性」のお話……

画像: 真剣な「足着き性」のお話……

それはVストローム1000XTの足着き性の良さです。

アドベンチャーバイクは身長が176cmのボクでも、つま先がようやく接地するだけという車両が多いのですが、Vストローム1000XTはリッタークラスにも関わらず両足ほぼべったりの超安心感です。

身長が165cmあれば不安を感じないビッグアドベンチャー。これは本当に貴重だと言っていいと思います。

すべてを「現実的」に整えてある

画像: すべてを「現実的」に整えてある

そして、もうひとつはVストローム1000XTが基本的にロードバイク設計だということ。

オフロードで大冒険!とか、世界一周の旅へ!とか壮大な話ではなく、舗装路を走ることが大前提。ボクたち一般的なライダーが旅を楽しむために技術を集約させているバイクだということです。

だから、長く走っていても疲れが恐ろしく少ない……

疲れない理由は大きく3つ!

画像1: 疲れない理由は大きく3つ!

まず排気量1036ccのエンジンの最高出力を99馬力に留めて、スムーズさに特化させていること。

スロットルOFFでグワッとエンジンブレーキが効いて、スロットルONでドカンと加速するバイクは“乗ってる感”が強いのですが、長距離ではけっこう疲れます。

Vストローム1000XTは、そのネガティブを徹底的に潰してあるから素直さが段違いなんです。これはVストローム1000シリーズの美点だと思っています。

画像2: 疲れない理由は大きく3つ!

そして次は足周りのセッティング。

先に基本的にロードバイク設計と言いましたけれど、そのおかげで前後サスペンションにしっかり感があるんです。

フワフワで頼りないとは感じません。

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しなやかによく動くロードバイクとしての前後サスペンション。

このおかげで、アドベンチャーバイクとしては、かなり車体の姿勢変化が少ないのがVストローム1000XTの大きな特徴です。

旅慣れたライダーならご存じでしょうけれど、疲れないためには、とても重要なことです。

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最期はボリュームのあるシュラウドを含めたエアロダイナミクス。

ワンタッチで角度調整ができるウインドスクリーンだけじゃなく、ボディの形状すべてが計算されていてライダーを走行風から護ってくれます。

これができているアドベンチャーバイクって、実は案外少ないんですよ?

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それがダメだと巻き込んだ走行風に背中を押されたり、下側から風が巻き上がってきたりして不快です。

でも優秀なバイクは下半身まできちんと風から護ってくれます。

Vストローム1000XTは、その点で文句ゼロ。

完璧!

見た目に大きなウインドスクリーンで誤魔化すことなく、きちんと風洞実験がされているな……と感じます。こういう作りこみの真面目さは、本当にスズキのバイクらしいところですね。

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だからVストローム1000XTにとって560kmの高速道路クルージングは何ら苦痛になりません。

時速100キロ巡航、たまに追い越しでギューンと加速したり、東北道の最高速度110km区間でワクワクしたり。

これくらいの距離になると1000ccならではのゆとりがモノを言います。中間排気量以下ではもっと疲れるはず。

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結果的に、給油で途中に1回止まったくらいで、高速道路区間が終わっちゃいました(笑)

朝5時半に出発して、正午すぎに到着。

この時点でも体力にまだ余裕がある。本気ですごいな……と感心しつつ、東北道の岩手県/松尾八幡平インターで高速道路を降ります。

V-Strom 1000が余力をくれる

画像1: V-Strom 1000が余力をくれる

とはいえ500km以上走って、まったく疲れない……とは言いません。

でもVストローム1000XTの場合は『よし、ここから本番いきますか!』と思えるくらいのメンタル&フィジカルの余裕が残ります。

その余裕を持って八幡平アスピーテラインを駆け上がりました。

画像2: V-Strom 1000が余力をくれる

朝は東京にいたのに、午後には岩手山を臨む絶景ロードとして名高い「八幡平アスピーテライン」を走る。

爽快感と非日常感。

日々のしがらみが全部、流れ落ちていきます。

画像3: V-Strom 1000が余力をくれる

週末、どこにも出かけずに家でじっとしていたら体力は回復するかもしれませんが、心はさっぱりしないもの。

これぞリフレッシュ!だと感じます。

それでも「500kmなんて疲れてヤダ!」と思うかもしれません。

ちなみに言えば、ボクもVストローム1000XTレベルの快適性が無ければ嫌です(笑)

画像4: V-Strom 1000が余力をくれる

ところでVストローム1000XTの走りですが、さすがロードバイクとして設計されているだけはありますね。

コーナーを駆け抜ける楽しさがハンパじゃない!

先にも言ったとおり、パワーデリバリーが綿密にコントロールされているので、1000ccもの排気量にも関わらず、グイグイとスロットルを開けて走れるんです。

画像5: V-Strom 1000が余力をくれる

それに、ちょっとくらいミスをしても新装備となるスズキ独自のモーショントラックブレーキシステムが護ってくれるから超安心。

コーナリング中にフロントブレーキへの入力が一定を超えると前後連動ブレーキに早変わりしたり、5軸センサーが車体姿勢まで計算してABSの介入度を変化させたりと優秀なシステムです。

画像6: V-Strom 1000が余力をくれる

Vストローム1000XTの装備解説はこちらでどうぞ!

こういう言い方は良くないかもしれませんが……

ボク自身がそうだと思っているから言います。

これ、本当にありがたい!

旅先でちょっとしたダートを走る程度なら、ぶっちゃけますがVストローム 1000XTでも余裕で対応は可能です。

そこに加えて、オンロード上では他のアドベンチャーバイク以上の仕事をしてくれるバイクなんですよ!

後編▶▶▶『V-Strom 1000』と相性がいいバイク乗りのタイプは?

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