スズキが「ロードレース世界選手権」の連覇に挑んだ輝かしい軌跡
スズキ100周年記念の一環となる『Suzuki Global』のYoutubeチャンネルはご存知でしょうか?
今回は、スズキ・モーターサイクルレーシングヒストリー「Episode 3」となる「ロードレース世界選手権 スクエア4の軌跡」をご紹介します!
映像の舞台は1968年にスズキがワークス活動を一度停止し、1971年にデイトナ200へ向けて復帰するところから始まります。
スズキの高性能大型バイク「T500」をベースにしたレーサーマシン「TR500」でデイトナ200などに参戦し、徐々に好成績を納めていきました。
そして1973年、ロードレース世界選手権(WGP)にワークス参戦を再開します。
ロードレース世界選手権とは現在のMotoGPにあたるモータースポーツレースの頂点です。
(動画解説は下に続きます。ネタバレ注意!)
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2スト4気筒エンジン「スクエア4」を開発
スズキは並みいる強豪を相手に、さらなるパワーと速さへの挑戦として、全く新しいレースマシンを作るために、2スト4気筒エンジンの制作に着手。
後にスズキの代名詞となる「スクエア4」エンジンを開発しました。
そして、スズキのレースシーンの歴史を塗り替える『RG』が誕生しました。
しかし、誕生したばかりの「RG」は実戦経験が浅く、まだ安定性にかけていましたが、さらなるマシンの改良と、ライダーたちによるポテンシャルで徐々に好成績を納めていきました。
レジェンドライダー『バリー・シーン』
そして、スズキのレースシーンで輝かしい功績を納めたイギリス人ライダーの『バリー・シーン』が登場します。
バリーは「RG500」で世界GPを走り、トップライダーに上り詰めます。
1976年のロードレース世界選手権500ccクラスで、初のシリーズチャンピオンをもたらしたのです。
1976年のロードレース世界選手権500ccクラスでは、ライダーズランキングのトップ10が全てスズキの「RG」が独占するという快挙を成し遂げました。
しかも、スズキはその年から7年もの間、メーカーチャンピオンを独占!(ライダーズタイトルは4回)
現在のスズキブランドを築き上げた栄光の歴史です。
そしてついに1981年、改良を重ねた最強の『RGΓ(XR35)』が誕生します。
『Suzuki Global』のYoutubeチャンネルは、他ではなかなか見ることができない貴重なドキュメンタリー映像になっています。
動画はフルサイズで約40分ほどありますが、わかりやすい日本語解説でスズキのロードレースの歴史が堪能できます。
みなさんも是非ご覧ください!
スズキファンならずとも、これは是非見てくださいね!
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