ル・マン24や全日本を制した『GSX-R750R』のヨシムラカラーがプラモデル化!
早いもので今年ももう師走ですが、寒くなるとどうしてもバイクに乗る機会が減ってしまうと思います。
しかし! そんな時期でもバイクを楽しめるのがフィギュアやプラモデル。
今回、往年の名車「GSX-R750」のレーサー用ベース車両として限定生産された『GSX-R750R』(1986年式)を再現した1/12スケールキットが、プラモデルメーカーのハセガワから2020年12月16日に新発売されたんです!
ヨシムラカラーのスペシャル限定車『GSX-R750R』とは?
1986年に500台限定で販売された『GSX-R750R』は、赤×黒のヨシムラカラーを採用し、辻本聡選手のTT-F1チャンピオン獲得を記念した特別モデル。レーサー用ベース車両として限定生産され、市販ストリートモデルで初めて乾式クラッチを採用。FRP製シートカウル、ステアリングダンパー、タンク別体リアショックなどを装備した「GSX-R750」のスペシャル仕様で、当時の発売価格は105万円というプレミアムマシンでした。
赤×黒のヨシムラカラーが印象的な、この『GSX-R750R』は、1985年に登場した初の油冷エンジンを搭載した市販モデル「GSX-R750」に設定されたリミテッドエディション。
そんなヨシムラカラーのプレミアムマシンを忠実に再現したプラモデルです。価格は3600円(税別)
まず驚きなのは、その完成度!
黒×赤ヨシムラカラーの車体色をはじめ、レイダウンされたガス室別体式リヤショックやシングルシート、ホワイトカラーのアルミホイールまで忠実に再現されています。
丸目二灯ヘッドライトやダブルクレードルのアルミフレームなど、スズキファンにはたまらない造形美になっているGSX-R750R。
写真で見ると、本当に実車と見まごうほどです!
やはり、老舗プラモデルメーカーのハセガワが、徹底した実車取材によって造った完全新金型キットだけあって、素晴らしいクオリティです。
さらにスゴいのは、パーツひとつひとつの完成度。
フロントカウルを含めてカウルは実車と同じ分割で再現され、スクリーンやウインカーはちゃんとクリアパーツになっています。
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プラモデルでありながら、部位ごとに実車のパーツをできるだけ忠実に再現されているんです!
油冷エンジンやフレームなどはもちろん、仕上がったあとカウルで隠れてしまう部分のパーツにまでしっかり構成されています。
プラパーツ総数は160以上にも及ぶので、まるで実車を組み立てるかのような感覚になるはずです。
スタンダードの「GSX-R750」もラインアップ
ちなみにスタンダードモデルの「GSX-R750(GR71G)<1986年型>」もラインアップ。
この年末年始、コタツで暖まりながら、憧れのレジェンドバイクを組み上げるエンジニアになってみるのはいかがですか?