大型アドベンチャーバイクとして『Vストローム1050XT』は買いなのか?
地の果てまで走っていけるようなアドベンチャーバイクが欲しい!
そう思った時にスズキのVストローム1050XTは、現実的にその候補になりうるのか……
ちょっと改めて考えてみました。
そもそも大型アドベンチャーバイクが欲しくなる理由って?
ところで、そもそもの話なんですけど……大型アドベンチャーバイクが欲しくなる理由って何でしょう?
長距離が快適そうだから? 道なき道に踏み込んでいける冒険性能があるから?
それも重要だと思いますけど、そこはやっぱりバイクですからネ。
最終的に『これだ!』と決断するのは、スペックや装備、そして価格が理由じゃないと思うんです。
やっぱり『カッコ良さ』が何より大事じゃないですか!
見ているだけで嬉しくなるようなバイクじゃないと!
ちなみにわたし(北岡)の場合、アドベンチャーバイクのスタイルに求めるのは『タフさ』とか『迫力』です。
もっと正直に感覚的なことを言っちゃうと『そのバイクに乗れば、それだけで最強の旅人になれる!』って夢を見れちゃうような、そういう強そうな感じが欲しい。
絵的に言うと上の写真みたいな感じとか。
だって、大型アドベンチャーバイクって、男らしさの塊みたいなバイクじゃないですか!(笑)
ここ最近で言うと『Vストローム250』に感動
ちょっと話が逸れますけど、ここ数年で言うと2017年に登場したVストローム250にはけっこう感動しました。
アドベンチャーバイクの象徴とも言える『クチバシ』デザインに、オーソドックスなはずの丸目1灯ヘッドライトの組み合わせが、こんなにも新しく感じられて、強そうに見えるとは思いませんでした。
このデザイン、本当にカッコいい!
そしてどうやら、そう感じたのはわたし(北岡)だけじゃなかったたしく、Vストローム250は2020年現在、大人気バイクに成長しております。
ちなみにわたしは一時期、本気で『Vストローム250』のデザインコンセプトを650や1000(その頃はまだ1050が未発表)に移植して欲しいと考えていたくらいです。
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Vストローム1050シリーズの発表が衝撃……
しかし昨年2019年の11月、ミラノショー(EICMA)で新型Vストローム1050シリーズが発表。
この時もかなりの衝撃でした。
だって……
まさかの角目1灯!
やってくれたぜスズキ! と思いましたよ。
なんて潔くて男らしい……大型アドベンチャーバイクとして、発表直後からかなり期待大。
ぶっちゃけた話、性能面はあまり気にしてなかったくらいです(笑)
理由はその頃の『Vストローム1000』が、既にパフォーマンスとして最高に良かったから。
正常進化なら悪くなることはありえない、と思ってたので心配してなかったんです。
そして実車をはじめて見た時、歓喜しました!
はじめて実車を見たのは5月。
さっき言ってたアレです。『これは強そうだ!』って、軽く震えました(笑)
ちなみに、その時はヘリテイジスペシャルというオレンジ/ホワイトのカラーでしたが、個人的には今回、改めて乗ったイエローが好み。
角目1灯ライトに加えて、尖った印象のシュラウドデザインも、ガソリンタンクのビッグボリュームも!
発売から半年くらいの時間が経ちましたが、Vストローム1050XTは大型アドベンチャーバイクとして(見た目的に)必要な条件をすべて備えているバイクだと思っています。
欲しいと思ったら、その気持ちは止まりません
ここまでの話で『オレもちょっとそう思ったんだよナァ』という人がいたら、もう諦めましょう。
バイクって基本的に惚れたら負け、です(笑)
わたし(北岡)も家に愛するハヤブサ様がいらっしゃらなければ、このVストローム1050XTの誘惑に負けていた可能性は高いです。
151万8000円は決して安い価格じゃない、立派な高級車。
だけどっ!
一度そういう気持ちになっちゃったら、情熱って簡単に消えるものじゃありませんからね!