スズキ100周年記念の一環となる『Suzuki Global』のYoutubeチャンネルはご存知でしょうか? 今回はスズキの歴代モデルを映像で振り返る「SUZUKI Video Archive」の中から、「ファラオの怪鳥」と言われた「DR800S」をご紹介します!

「DR-BIG」の愛称で親しまれた油冷単気筒のビッグオフローダー

DR800S(1990年)●エンジン形式:空冷4ストOHC4バルブ単気筒●総排気量:779cc●最高出力:52.5PS/7000rpm●6.06kg-m/5500rpm●乾燥重量:185kg●シート高:876mm●燃料タンク容量:29L●タイヤサイズ(前・後):90/90-21・130/80-17■輸出車

今から約30年以上も前、「アドベンチャーバイク」というカテゴリが存在するずっと前の1990年に登場したスズキのビッグオフローダーが「DR800S」です。

当時、世界最大と言われた、779ccの油冷4ストOHC単気筒エンジンを搭載し、過酷なラリーレイドでも快適に走ることができる、まさにアドベンチャーバイクでした。

今回紹介する「DR800S」(1990年型)は、1988年にデビューした「DR750S(727cc)」の後継機モデルになります。

スズキのパリダカールラリーのファクトリーマシンである「DR-Zeta」のスピリットを受け継いだデザインが印象的で、そのクチバシのような形状のフロントフェンダーから『ファラオの怪鳥』という異名を持っていました。

Vストローム1050/XT(2021年)

ご存知、現在のスズキのフラッグシップ・アドベンチャーモデルである「Vストローム1050/XT」シリーズのデザインには、このシリーズのモチーフが多く取り入れられていると言われています。

四角いヘッドライトやフロントスクリーン、フェンダーやタンクシュラウドなど、まさにDR-BIGが現在に蘇ったかのようなデザイン。

当時、DR-ZやDR-BIGを担当したデザイナーが、Vストローム1050シリーズの開発チームに加わっていることもあり、スズキの「伝統」を受け継いだデザインになっているのが分かります。

フロントには、小ぶりながら走行風を否してくれるスクリーンや四角いヘッドライト、フロントフェンダーなどが備わっていました。

今から約30年以上も前に登場していますが、いま見てもカッコいいデザインです。

諸説ありますが、今となってはアドベンチャーバイクの定番デザインとも言える、オフロードバイク的なフロントフェンダー、いわゆる「クチバシ」スタイルは、スズキのDR-BIGシリーズが最初とも言われています。

1988年登場のスズキのパリダカレーサー「DR-Z」のモチーフも取り入れられ、大陸を横断もできるように、燃料タンク容量は29リットルも確保されていました。

フロントスクリーンの後ろ側にはスピードメーターとタコメーターのアナログ二眼メーターで、中央にウインカー、ハイビーム、ニュートラルランプがセットされるメーターパネルが配置。

オフロードも想定し、アップライトで幅広なテーパーハンドルが採用されています。

素早くガソリンを入れられるように、燃料を入れる口が2つあるのも、DR800S(1990年型)の特徴。

1988年のデビュー当時は727ccだったエンジンは、1990年型で排気量を779ccまで拡大。

当時の単気筒エンジンとしては世界最大級の「油冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒」を搭載していました。

また、スズキの油冷システム『SACS(Suzuki Advanced Cooling System)』を採用し、2軸バランサーも搭載することで、熱対策と振動軽減に貢献していました。

フロントには280mmの大径となるディスクブレーキを搭載。

オフロード走行の際に、砂などがディスクに付着しにくいように、キャリパーまで覆われたディスクブレーキガードが標準で備わっていました。

(下に続きます)

他にも『Suzuki Global』のYoutubeチャンネルは、貴重なアーカイブムービーやニューモデルの最新映像が更新されています。

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