1981年の世界ロードレースGP500ccクラスを制覇したスズキの名機『RGΓ(XR35)』を38年振りに走らせる壮大なプロジェクトをまとめたムービーが公開中! なんとマシンはランディ・マモラが実際に乗った車両をリビルド! レースファンならずとも必見です!

リビルドプロジェクトによって38年振りに蘇った『RGΓ』

スズキ100周年記念の一環となる『Suzuki Global』のYoutubeチャンネルはご存知でしょうか?

今回は、スズキ・モーターサイクルレーシングヒストリーにアップされている『RGΓ(XR35)リビルドプロジェクト』をご紹介します!

スズキ『RGΓ(XR35)』とは「ランディ・マモラ」選手などのレジェンドライダーが、1980年代の世界ロードレースGP500ccクラスで輝かしい功績を納めた名機中の名機です。

長い歳月がたったレースマシンをレストアするために、スズキのレースグループOBが集結します。

全てのパーツをバラし、破損や腐食している部位をひとつひとつ修復。

RGΓに関してのプロが集まっていて尚、レストアには40日以上の歳月がかかりました。

エンジニア達は当時の記憶を思い出しながら、「RGΓ」のスクエア4サウンドを再び蘇らせるために注力しました。

当時の細かい図面や資料は残っておらず、OBエンジニア達の記憶と技術が頼りです。

エンジンやフレームなどを診断機にかけて最終テスト。

全てのチェックをクリアし、ついにレストアが完了……

そしていよいよRGΓを走らせるシェークダウンの日を迎えます。

当時のスズキレースグループのOBたちも、38年ぶりに復活したRGΓの走りを見守るために再び集まりました。

いよいよ、スタート! 感動の瞬間です!

もしかしたら、もう二度と聞くことができなかったかもしれないRGΓの「水冷2サイクル スクエア4」エンジンの音色が、スズキ竜洋テストコースに響き渡りました。

当時ランディ・マモラが乗った実際の「RGΓ」が、38年振りに再び走りだす姿は本当に感動します。

今年、2020シーズンのMotoGPでジョアン・ミル選手がライダーズチャンピオンを獲得し、スズキ100周年となった記念の年に、見事に華を添えたチャンピオンマシン「GSX-RR」。

その大先輩にあたる「RGΓ」が再び現代に蘇ったことは、運命的な何かが働いていたように思えてなりません。

このプロジェクトムービーは約17分の映像にまとめられていますが、ラストシーンはちょっと感動もの。

見終わったあと「やっぱりバイクっていいなー!」って改めて思います。

スズキファンだけじゃなく、全てのバイクファンに是非、見て欲しい珠玉の映像です!

この動画は本当におすすめ。みなさんも是非お楽しみくださいませ!

【写真をタップするとYOUTUBEにジャンプします】

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