知ってる? きりたんぽの真実
東北ツーリングの代表スポット『八幡平アスピーテライン』から、すこし北上したところにある鹿角市。
そこがきりたんぽ発祥の地!
ちなみにわたくし(北岡)、この時がきりたんぽ人生初でした。
きりたんぽって名前は有名だけど、案外食べる機会が無いんですよね(笑)
ちなみに、はじめて知ったのですが、有名なこれ……「たんぽ」っていう名前です。
全長で30cmくらいありました。
秋田こまちを串に巻きつけて焼く。諸説あるようですが、今回お店のおばあちゃんに聞いた話だと、もともとは猟師が山に入るときの携行&保存食だったとのこと。
そして、この「たんぽ」を切るから「きりたんぽ」。さらに、これを鍋に入れることで、はじめて「きりたんぽ鍋」となります。
棒状のままでは、きりたんぽって言わないからご注意を!
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ちなみに猟師の携行食だった経緯から、地元の感覚としては『鍋というより、ご飯そのもの』だそうです。
焼いて味噌をつけたりして食べるのは、地元の人はあまりしない様子でした。
そして、きりたんぽ鍋は鳥と醤油だけで出汁をとった普段から食べる家庭料理だそうです。素材の豊潤な香りが素晴らしいし、お腹もいっぱいになること間違いなし!
味わいは優しくて素朴。
温かさが身体に染み入るホッとする味です。飽きずに日常的に家庭で食べるなら、確かにこうじゃなきゃいけないよな……と納得!
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ひとつ注意点なのは、これが鹿角市に行けば、お店でどこでもすぐ食べられるって訳じゃないっていうこと。
探せば、飛び込みでも食べれるお店もありますけど、けっこう事前の予約が必要だったりします。
ちなみに季節は9月以降の秋がメインの食べ物です。
冬でもいいけど東北/秋田だとバイクはちょっと厳しいから、ライダーには秋がおすすめ!
きりたんぽ鍋を目指して走る旅だっていいじゃないですか?
本当にね、ふわっと優しくて、おいしいんですよ!