結論から言えばスズキ『Vストローム250』はバイクキャンプにもってこい!
250ccアドベンチャーバイクで唯一、3ケースが純正パーツとして用意されているVストローム250。
その積載力については前編で解説しましたが、数値的な情報じゃなくて、実際にやってみるとどうなんでしょう?
先にぶっちゃけますが、まずVストローム250でのバイクキャンプは余裕です。
実際の話、工夫すればVストローム250のフルパニア仕様じゃなくてもバイクキャンプはできますからね。
この3ケースがあれば『できない』なんてことはありえない。
ここでの焦点は『できる』or『できない』じゃなくて、どれだけ快適&ゴージャスにバイクキャンプができるか?ということです。
スズキ『Vストローム250』でバイクキャンプ用品を満載してみる!
3ケース合計で容量63L。
どこまで荷物が詰めるのか?
トライしてみます!
まずトップケースから。容量23L。サイドケースより3Lぶん大きいです。
この3L差が体感的にはかなり余裕を感じました。
しかも上から荷物を入れられるから、荷物の出し入れもしやすい。
トップケースは普段使いでも、相当便利です。
トップケースにはレインウェア、寝袋、折り畳みチェア、調理器具としてのジェットボイル、テントパーツの一部などを収納。
あ、ビーチサンダルはバイクキャンプでは必需品です(←本気)。お忘れなく!
次は左サイドケース。容量20L。
荷崩れ防止のバンドが便利すぎます。こういう『使う人のため』の細かい配慮って本当にありがたい!
ちなみにフタ側にも、まだ荷物が入ります。
着替えとか洗面用品くらいの追加は十分にイケそう。
内容物は……
コッフェルなど調理器具全般、テーブル、食材、水ボトル&ウォーターバッグ、折り畳みのクーラーボックスや虫よけスプレー、地面に布くシートなどなど説明しきれないくらい細々と(笑)
夜用のライト類はヘッドライトと手持ちのライトとランタンと3つ用意。
脱いだライディングウェアを干しておくハンガーまで(笑)
必需品以外の『あると快適』グッズもかなり入ります!
そして右側のサイドケースはこんな感じ。
むしろちょっと余裕あったので、蓋側にさらに大きな折り畳みクーラーボックスを入れてみます。
蓋側に重い荷物を入れるのは破損の危険もあるのでNGですが、軽いものなら活用できます。
右ケースはテントを中心に、テントと下に敷くシートなども。
注意点はテントの骨格となるポールの長さです。
テントの仕様によっては入らないものもあるので、Vストローム250でバイクキャンプする場合には、ケースのサイズにポールが収納できるものを選んでくださいね!
(下に続きます)
バイクキャンプも余裕! スズキ『Vストローム250』の実力がこれだ!
真面目な話、けっこうゴージャスにいけます。
あれを削って、これを削って……という引き算じゃないんです。
コンパクトなキャンプ道具を選んでいけば、快適グッズもかなり持っていける。
現地でかなり優雅に過ごすことができます!
だって、焚火台だって入るんですよ?
ちなみに小さくてわかりにくいと思いますが、わたしが手に持っているのはコーヒーミルです。
キャンプで豆からコーヒーを挽いて……なんて素敵でしょ?
250cc最強のツーリングバイクはスズキ『Vストローム250』で決定!
いかがでしたか?
純正の3ケースセットだけで、ここまでイケちゃうのがVストローム250です。
さらにタープやら大型テントでゴージャスに!とか、寒くなる時期でもキャンプに行きたい!という猛者のかたには純正3ケースセットに『社外品の大型シートバッグを追加』というアルティメットな合わせ技も残されています。
そこまでやったら完全に無敵なのは間違いありません。
250ccのバイクでキャンプツーリングしたい!
そう思うライダーの皆様には、ご覧のとおり。
スズキの『Vストローム250』が自信をもっておすすめできますよ!