Vストローム1050やVストローム250の登場によって、“ミドルクラスのアドベンチャーモデル”として位置づけられている「Vストローム650」シリーズ。でもそれは、単なる中間クラスの乗り物じゃないんです。日本の650ccアドベンチャーモデルとして『最強』と名高い「Vストローム650 XT」の乗り味をオフロード好き編集部のイワセが検証してみます!

写真・文:岩瀬孝昌(編集部)

『ミドルクラス』という枠に収まらない孤高のアルペンマスター

画像1: 『ミドルクラス』という枠に収まらない孤高のアルペンマスター

海外で『アルペンマスター』という異名を持っていたほど、ヨーロッパを中心に人気を博した「初代Vストローム650」が登場したのが2004年。

それまで日本では逆輸入モデルとして乗ることはできましたが、2013年に正式に国内モデルが発売されると、日本でもたちまち大ヒットモデルとなりました。

さらに2017年にフルモデルチェンジされ、当時のVストローム1000シリーズと共通のデザインとしてスタイリングを一新。

画像: DR-BIG/SUZUKI

DR-BIG/SUZUKI

スズキのレジェンドバイクのひとつ「DR-BIG」を彷彿とさせる、現在のいわゆる“クチバシスタイル”になりました。

超が付くほどオフロード好き編集部の私(イワセ)は、このクチバシスタイルになったVストローム650と、2020年カラーの“スズキイエロー”が好みでたまりません(笑)

画像2: 『ミドルクラス』という枠に収まらない孤高のアルペンマスター

だって、ひと目でVストローム! って分かるデザインだし、どこへでもいけそうなアドベンチャースタイルが抜群にカッコイイから!

タンクシュラウドをブラックにしたのもナイスデザインです。

(下に続きます)

好みで選べる2タイプ「STD」と「XT」はどこが違う?

画像: 好みで選べる2タイプ「STD」と「XT」はどこが違う?

このVストローム650シリーズには「スタンダートモデル」と「XT」の2タイプがラインアップされています。

2020年モデルは「STD」と「XT」でそれぞれカラーが異なり、同じカラーがないんです。

価格は「STD」が92万4000円、「XT」が96万8000円で、4万4000円の価格差がありますが、それぞれどこが違うのでしょうか?

今回は「XT」の仕様を基準にして解説していきたいと思います!

NEXT▶▶▶価格差4万4000円どころじゃない? Vストローム650は『XT』一択か?

スズキファンのためのWEBサイト!

This article is a sponsored article by
''.