当時の世界最大排気量650ccを誇った大型スクーター
スズキのビッグスクーター「バーグマン(BURGMAN)」シリーズは、現在でも国内で200ccモデルと400ccモデルがラインアップされていますが、海外モデルでは650ccモデルとなる「バーグマン650」があったのをご存知でしょうか?
日本名では「スカイウェイブ650」シリーズとして2018年モデルまでラインアップされ、現在では惜しまれつつも生産が終了していますが、そのコンセプトや利便性は「バーグマン400」や「バーグマン200」に受け継がれています。
スズキ『バーグマン』シリーズの記事はこちら
【新型バーグマン400(2021)】
【バーグマン200】
当時、ビッグスクーターのカテゴリーでは、世界最大排気量となる650ccの水冷4ストロークDOHC並列2気筒エンジンを積んだ「バーグマン650」は、その快適な走りと上質な装備で日本だけでなく、欧州、米国を中心に多くのユーザーより絶大な支持を受けていました。
バーグマンシリーズのフラッグシップモデルだけあって、タンデムツーリングやロングランにも快適な豪華装備が魅力。
グリップヒーターはもちろん、シートヒーターなども備わり、極め付けはモーターで高さ調節ができる「電動フロントスクリーン」を備えていました。
左のスイッチボックスには、MTモードの変速用「UP・DOWN」ボタンや、グリップヒーターなどが標準装備され、駆動系は電子制御式のCVTを搭載。
国内仕様の「スカイウェーブ650LX」においても、638ccのエンジンで最高出力53馬力を誇ったほど、パワフルで快適な走りが楽しめました。
BURGMAN 650の貴重なプロモーションビデオが見られる!
そんなウルトララグジュアリーの決定版スクーターですが、スズキのYoutubeサイト『Suzuki Bikes UK』には「BURGMAN 650」の貴重なプロモーションムービーがアップされているんです。
1分40秒ほどのショートムービーになっていますが、シルエットや部分カットから始まり、オシャレな演出でスタートします。
ビッグスクーターを超えた「メガスクーター」とも言うべき優雅な車体は、道に停まっているだけでも、街を行き交う人々に注目を集めるほどの存在感!
650ccの余裕ある走りは、スクーターというよりも、ラグジュアリーな大型ツーリングバイクと言えるでしょう。
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そのラグジュアリーさは、今ではバーグマン400に受け継がれ、スポーティさはバーグマン200に継承されていると言うことができます。
スズキが作るスクーターは実用性だけじゃない。
その最たるものがバーグマン650。お時間があれば、是非チェックしてみてくださいね!