モノが良いだけに『GSX-S1000GT』の価格が気になる……
![画像1: ※写真は海外仕様です](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/02/06/955b6ccc0e5dd7f9515a6050f6833d15ad3a39d5_xlarge.jpg)
※写真は海外仕様です
スズキから新型GSX-S1000GTが発表されたのは2021年9月23日……このバイクは登場はかなりの衝撃でした。
何と言ってもそのスタイリングです。ベース車となるGSX-S1000の登場もセンセーショナルでしたけど、そこから思いっきり印象を変えてきて、それがまたカッコいい!
『スズキがやってくれたぜ!』みたいな気持ちになったのは私(北岡)だけじゃないはずです。
そして、発表から4カ月半の沈黙を破り、新型GSX-S1000GTの日本国内仕様が、ついに正式発表となりました!
新型『GSX-S1000GT』の価格と発売日は?
まず、国内導入されるGSX-S1000GTのカラーバリエーションは以下の3色です。
![画像: トリトンブルーメタリック](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/02/07/f92319b112563316cb3e3775c6484dff03bf0f29_xlarge.jpg)
トリトンブルーメタリック
![画像: リフレクティブブルーメタリック](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/02/07/cba03fa0775be38a9a08660eb7cebbe6e85d0a5a_xlarge.jpg)
リフレクティブブルーメタリック
![画像: グラススパークルブラック](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/02/07/0a0476ae2c6c62bb19b8f90175356d31186b5441_xlarge.jpg)
グラススパークルブラック
スズキのスポーツバイクとして捉えるとトリトンブルーメタリックが本命のように思えますが、大人っぽい印象のリフレクティブブルーメタリックやブラックも『GT』というジャンルで考えると、トリトンブルーメタリック以上にフィットしていると思います。
ちなみにGTっていうのはグランドツーリング(イタリア語でグランツーリスモと呼ばれることもあります)の意味で、長距離を快適に走れるバイクであることを示しています。
スズキではGTをGrand Tourer(グランドツアラー)と定義しています。
![画像: 日本仕様](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/02/07/5c751c5a9fc42679e6f2c5eb87036fd0a7381a5f_xlarge.jpg)
日本仕様
そんなGSX-S1000GTですが……
発売日は本日2月8日より10日後の2月17日。
そして価格は159万5000円(消費税10%込み)となりました!
おっと、160万円を切ってきましたね!?
159万5000円は立派に高級車だけど……
![画像2: ※写真は海外仕様です](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/02/06/c72512b8c2dd5a7dc094b1a72a86e1c233336d96_xlarge.jpg)
※写真は海外仕様です
GTはGSX-S1000同様に電子制御スロットルを手に入れ、最高出力は150馬力にアップ。ドライブモードセレクターSDMSや双方向クイックシフター、アシスト&スリッパ―クラッチなども新採用されています。
そのうえでGTには高速道路走行の快適性を爆上げするフルカウルの装着に加えて、クルーズコントロールや豪華なフルカラーTFT液晶メーター&スマホとの連携など、ツアラーとしての装備も万全。
しかも日本仕様には専用装備としてETC2.0が搭載されるとのことです。
![画像: 159万5000円は立派に高級車だけど……](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/02/06/0e4987dd7d0af24d010f65c986687d75e3d3107a_xlarge.jpg)
ネイキッドのGSX-S1000が143万円だから、その差は16万5000円。立派に高級車の価格ですが、個人的には絶対に160万円以下に抑えるぞ! というスズキ側の気概を感じています。
最近はどうもユーザーの懐事情と各メーカーが設定する車両価格の間に乖離が感じられ、そのうちにバイクは『一部の人だけの高尚な趣味』になっちゃわないかと心配している私ですが、さすがスズキ……なんとか夢が見れる範囲に留めてくれた印象です。
スーパースポーツ譲りの4気筒エンジン+重量226kgという基本スペックに、最新の電子制御を組み合わせたこのパッケージなら、ETC2.0がついていなくても(メーカー希望小売価格として)最低165~170万円と言われても不思議はありません。
正直よくここまでがんばったな、と思います。
ちなみにもし、この時点でGSX-S1000GTを『これは買うしかない!』と心に決めたライダーさんがいたら、どうぞお急ぎくださいませ。
どのメーカーでもそうですが、昨今の新型車はコロナの影響もあり、ある意味で争奪戦です。
渾身のスポーツツアラーGSX-S1000GT。
注目のバイクが、間もなく日本の公道を走り始めます!