見どころいっぱいの「スズキブース」まずはここをチェック!
クルマやバイクを問わず、あらゆる最新モビリティを一堂に集めた“近未来の乗り物の祭典”「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」が、2023年10月28日(一般公開)からいよいよスタートします!
前回の2019年までは“東京モーターショー”として開催されていましたが、新型コロナウイルスなどの影響もあり、今回このような祭典が行われるのは実に4年振り。
当サイト『スズキのバイク!』でも、スズキブースの事前情報をお伝えして来ましたが、本日10月25日、メディア向けのプレスデイとして先行公開されましたので、まずはスズキブースの速報レポートをお届けしたいと思います。
話題沸騰の「eチョイノリ」は“市販化に期待が持てる”完成度!
数あるスズキブースの展示車両の中でも、ひと際メディア陣の注目を集めていたのはEVスクーターとして生まれ変わった「eチョイノリ」でしょう。
デザインやサイズ感も、かつてのチョイノリの意匠やコンパクトさをそのまま現代版として復活させたような感じで、ちょっとした日常的な買い物や街乗りに便利そうです。
こちらのeチョイノリはプロトタイプの参考出品車でしたが、直ぐにでも市販化できそうなくらいの完成度でした。
電動アシスト自転車のバッテリーを使うことで、従来モデルと大差ないくらいの車重に仕上がっているそうです。
気になる走行可能距離も具体的な距離数こそ発表されませんでしたが「近所の買い物やちょっとした街乗りには充分使えるくらいの距離は走ると思います」と、開発担当者の方がおっしゃっていました。
跨りもOK! 本日10月25日発売の新型「Vストローム800」も展示
そして、なんと‼︎
新型「Vストローム800」も展示されているじゃないですか!
しかも、跨りOK!
あれ⁉︎ 展示車両の事前情報には確かなかったはず……
そうか、あまりにも“しれっ”と展示されていたので忘れていましたが、フロント19インチバージョンのVストローム800は10月25日から発売開始でしたね。
先に発売されている「Vストローム800DE」のシート高は855mmで、身長172cmの筆者が跨ると両足のかかとがけっこう浮いてしまって、スズキ車の現行ラインアップの中では足つき性が高めに感じました。
でも、フロント19インチのロードタイヤを履いている新型「Vストローム800」は、シート高が825mmまで下がっていて、かなり足つき性が良くなってました。
シートの先端もオフロードバイクのシートのように絞られていて、脚がスッと下に降ろしやすく、両足を大きく広げる必要がないのも足つき性に大きく貢献してくれていますね。
実際に触れたり跨ったりしてみると、フロントの19インチ化以外にも、大型スクリーンやハンドル形状の変更、サスペンションの沈み具合など、Vストローム800DEと異なっている部分がたくさんありました。
Vストローム800DEでは標準で装備されていたアンダーガードと、サブフレームは省かれています。
また、先日公開されてたVストローム800の広報写真では少し分かりづらかったですが、Vストローム800DEと比べるとステップ形状や取り付け位置が変更になっていますね。
Vストローム800とVストローム800DEは思っていた以上に違いました。
スタンダードかDEかどっちにするべきか迷われている方は、是非、現地へ行ってご自身で確かめてみてくださいね。
新型「Vストローム250SX」や「GSX-8S」も展示!
先日発売されたばかりの新型「Vストローム250SX」も、ジムニーと一緒にダート路面の上で展示されています。
こちらは展示車両でしたので跨ることはできませんが、実車を目の前で観れるので、気になっている方は要チェックです。
他にも、800ccの新しいロードスポーツモデル「GSX-8S」も跨りOKで展示されています。
送風機と巨大モニターで走行風を浴びながらHayabusaと動画が撮れます!
新型「Hayabusa」の展示スペースはかなり面白い仕掛けがされています。
展示車両の背景に横長の大型モニターがあり、まるでHayabusaに乗って走っているように映像の背景が流れる仕組みになっています。
しかも、前方に特大の送風機も用意されているので、走行風を浴びながら走っているような気分が味わえるようになっているんです。
こんな感じのフォトスポットとして高台から撮影できるようになっていますので、スマートフォンで写真やムービーを撮影すると映えること間違いなしですよ〜。
ジャパンモビリティショーの一般公開は10月28日(土)から
まずはスズキブースの模様を速報でお届けしました。
いよいよスタートする「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」は、10月28日から11月5日(日)まで約2週間に渡って開催されます。
是非、皆さんも東京ビッグサイトで体感しましょう!