全国のメガネライダー仲間のみなさま! バイクに乗るときのメガネってどうしてますか? ちなみに私がバイクの業界に長く身を置く中でたどり着いた『ほぼ理想に近いバイク用メガネ』はこちらです!

ひとつだけ『弱点』がある

私が(北岡)が今回のタイトルに『ほぼ理想』と書いたことからもわかると思いますが、このメガネも『完璧』ではありません。

ひとつだけの弱点……それは『トンネル』です。

このレンズは紫外線や可視光線に反応して「徐々にレンズ色が変化する」のですが、逆に言うと「急に暗くなった場合、クリアに戻るのにすこし時間がかかる」というものでもあります。

画像: ひとつだけ『弱点』がある

とはいえ一般的な高速道路や国道/県道などのトンネルでは、そうは言っても照明があるし、十分に安全に走れます。もちろん注意は必要ですが!

ですが、それ以上に問題なのは、山深い峠などでたまに出くわす「照明がない暗闇トンネル」です。これだけは注意が必要なので、トンネルに入る前に十分に減速し安全に留意しています。

完璧じゃないけど『このメガネ』は手放せない

暗いトンネルに対しては弱点もありますが、それでも他はほぼ完璧。私はもう10年以上、バイクに乗るときはほとんどがこのメガネです。

もちろん人によって(頭の形などによって)違和感がでる可能性は否定できませんが、バイクでのメガネに悩んでいる人がいたら参考にしてみてください。

画像: 完璧じゃないけど『このメガネ』は手放せない

ちなみに私がメガネ制作をお願いしているのは神奈川県川崎市にある『メガネナカジマ』という小さなお店です。

このお店はプロのスポーツ選手などもサポートしているほどの実力派なのですが、なにより店長のナカジマさんの人柄が気さくで、ちょっとした不具合やトラブルも相談しやすい。そしてメガネに対する知識と『愛』がとんでもなく深い!?

画像: 店舗での測定が理想ですが、遠方の人にもメガネ制作の対応は可能

店舗での測定が理想ですが、遠方の人にもメガネ制作の対応は可能

ちなみに、このお店では『ドイツ式両眼視機能測定』というものを導入していて、視力の測定に普通のメガネ屋さんの2~3倍くらい時間(1時間くらい)が掛かります。

これは一般的なメガネ屋さんが行う「両目の視力を合わせる測定」とは違い「両目で『見る』ことを前提とした測定方法」らしいです。バイクの運転は視覚情報に大きく依存するので、精密な測定は嬉しい限り。

私はいつも『このメガネで走りが変わるかも!?』なんて期待しちゃってます(笑)

メガネライダー、というか近視&乱視の人はまず『自分の目が本来持つ性能』をちゃんと発揮できるようにしてあげることが重要なのだそう。動体視力とか何とかはその後のこと!

ちなみに私のオークリー製フレームは『ピットブル』のアジアンフィット(←ここ重要)なのですが、こちらの製品は既に廃盤みたいです。もう10年近く前の製品なので……でも同じような機能を持つフレームはあるのでお店に相談してみてください。もし電話とかメールをする場合は「北岡の……」でだいたい通じると思います、たぶん。

価格はレンズの仕様によっても異なってきますが、下記のお店のホームページに「目安」の掲載がありました。

(下に続きます)

正直、それなりのお値段がします。安売り量販店に比べると『高い』って感じると思う。

だけどこのメガネはツーリングからスポーティな走りまで『バイクに乗ること』を確実に楽しくしてくれます。間違いなくお値段以上の価値がある。私はそう感じて5年に1回くらいの頻度でメガネナカジマに通っています。

※理想はお店への来店&視力測定ですが、遠方の人でも地元の眼科で検眼してもらってから制作を依頼することができるそうです。測定がとても大事です!

そして、精密に調整されたメガネは『メガネを掛けているほうが、かけていない時よりも圧倒的に目が疲れない』という不思議な体験もさせてくれます。

メガネライダーのご同輩がた、もし『バイク用メガネ』にお悩みでしたら、ちょっと覚えておいてくださいませ!

【文/北岡博樹(モーターマガジン社)】

バイク用メガネに困ったら相談してみて!

画像: style-n.net
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