バイク乗りはそれぞれが『主人公』だ!
ライダーにはそれぞれドラマがあって、ひとりひとり、みんなが主人公!
そう考える我々『スズキのバイク!』編集部のスタッフが、スズキ乗りを時には待ち伏せ、時には追撃してインタビューを敢行するのが当企画『SUZUKI HEROES/スズキ ヒーローズ』です。
編集部スタッフに捕獲されたら運の尽き!? 根掘り葉掘り『好き!』の気持ちを聞かせてもらうまで我々は帰りません。
そんな企画に快くご協力いただいた……
スズキを愛するライダーたちのエピソード、ご覧くださいませ!
スズキに長年乗り続けたオーナーが選んだのは最新フラッグシップ!

スズキのバイクに乗っているオーナーさんに突撃インタビューを敢行するこの企画。
実は「GSX-S/Rミーティング」で是非狙いたいオーナーさんがいました。
それが電子制御サスペンションを搭載するスズキの最新フラッグシップモデル『GSX-S1000GX』のオーナーさんだ!
……と思ったけど、やっぱりまだ新型すぎて数が少なく捜索は難航。
ようやくお声がけできたのがブラックの『GSX-S1000GX』で岐阜県からお越しの竹本弘毅さん!

竹本さんはバイク歴34年のベテランライダーで、『GSX-S1000GX』に乗り換える前は2000年モデルの『隼』初期型に24年間も乗っていたとか!
ちなみにその前は10年近く『GSX400 インパルス』に乗っていたということで、とっても大事にバイクに乗られるオーナーさんです!
本当は以前乗っていた『隼』が壊れたら乗り換えようと思っていたそうなのですが、隼がいつまでたっても壊れず、永遠に乗っていそうだから思い切って最新の『GSX-S1000GX』に乗り換えたそうな(笑)
それだけ丁寧に乗ってきたオーナーさんも流石ですが、スズキのバイクの信頼性がまたひとつ証明された事例でもありますね!

新型『隼』を選ぶ選択はなかったのか尋ねたところ「こっちの方が新しいから」とのこと。
やはり最新の電子制御やハイテク機能が気になって選んだということで、もちろん電子制御サスペンションがお気に入りポイントだそうです。
また「隼」に比べて重量が軽い点も選んだ理由のひとつだとか。
確かに前のバイクが隼だと230kgの『GSX-S1000GX』も軽い部類に入る……のかも……?
普段はYouTubeで行先のネタ探しをして、岐阜県を中心にツーリングを楽しんでいるという竹本さん。
ただ、もう県内のスポットは大方行きつくしてしまったようで、これからは県外へ遠出するツーリングを楽しんでいきたいとのことです。


竹本さんは長時間走るタイプのためシートにはこだわりが……(汗)
ヨガマットだけでなく、実はバックステップも長時間走る際のお尻の傷み対策の一環とのこと。オプションのプレミアムシートを導入するかも検討中だとか。
(下に続きます)
ちなみに一点、竹本さんが気になっているポイントがあるらしく……それがインナーリアフェンダーです。
これは標準で装備されているものではなく竹本さんのオリジナルカスタムで『GSX-S1000』や『KATANA』に装備されている部品を流用しているんだそう。

同じ「GSX-S1000」シリーズで『GX』には装着されていないのがどうにも不思議で気になるみたいです。
スズキさん、なんでなんでしょう?
【文:石神邦比古(モーターマガジン社)】