スズキの『GSX-S1000F』と走る峠ツアーは後半戦へ
初日に5つの峠をクリアし、GSX-S1000Fでのワインディング十番勝負は後半戦へ突入します。
悪天候に悩まされた初日から打って変わってDAY2は快晴。
ヤル気が出ます!
ちなみに今回のルートですが……
こんな感じにツーリングマップルのページをカラーコピーしてつなぎ合わせて、全体を把握してます。
距離感や峠の位置関係をきちんと把握しないと、無謀なトライに終わってしまいますからね。
これ、ツーリングの計画を立てる時に有効です。ツーリングマップル派は参考にしてください。
それではDAY2、スタートです!
GSX-S1000Fは冒険バイクじゃありませんが……
STAGE6:毛無峠/絶景を独占する
万座プリンスホテルの脇から伸びる県道466号線へ入り、県道112号線をつないで目指したのは毛無峠。
終着点は行き止まりという峠ですが、ここがスゴい。
はじめて行くと確実に感動します。
『俺、バイクに乗ってて良かったナァ~』って素直に思えるスポットです。
ただし、アプローチはそこそこ手強い。
昨日までに走った峠よりも断トツに狭いし、道も荒れています。
狭い、デコボコ、見通し悪いの三拍子が勢ぞろい。
しかもゴール付近はほとんど砂利ダートに近い。
ぶっちゃけ走りを云々するべき道ではないと思う。
Vストロームとか、アドベンチャーバイクで来たら最高の場所ですね。
でも、それでも普通に走ってこれるGSX-S1000Fも、なかなかの底力ですが……
こういう道は、やっぱりアップハンドルなのが助かります。
荒れた道を粛々と走る時もハンドルの押さえが効きますから。
視点が高いのもありがたい。正直、セパレートハンドルのスーパースポーツじゃ、この峠はちょっとおすすめできません。
ライディングポジションも快適ですし、荒れた路面はオフロード車みたいにステップに立ち上がればいいんです。
アップハンドル最高(笑)
そして、辿りつく先がコレですもん!
北アルプスを望む絶景。風の音しか聞こえません。
毛無峠の終点は硫黄の鉱山跡。リフトの名残に迫力があります。
今日は快晴だからいいですけど、悪天候だったら人外魔境の雰囲気になること確実でしょう。
もう360度すべてが絶景。それを独占できる。
走りを楽しむ峠ではありませんが、来る価値は大きいです!
段差もあるし、ボコッと穴も空いているので、道をよく見る必要があります。
でも、重量マスが集中していて低速も扱いやすいGSX-S1000Fなら、おそらく大型バイクビギナーでも走ってこれるはず。
GSX-S1000Fは重量が214kgと軽いのも安心感のひとつです!
【毛無峠 小串鉱山跡/GoogleMap】
GSX-S1000Fのすべてが解放される道
STAGE7:渋峠(志賀草津道路)/ライダーのパラダイス
ここではGSX-S1000Fのすべてが解放されます。
さすがは日本屈指の人気絶景ロードと言うしかありません。
整備されたアスファルトに見通しの良いコーナー。何から何までバイクで走るための楽しさに溢れているんです。
(下に続きます)
こういう峠に来ると、やっぱり前後17インチホイールのハンドリングって良いな!って実感しますね。
純粋なロードスポーツだからこその、シャープでニュートラルなハンドリング。
バイクを操る醍醐味が満載なんです。
GSX-S1000Fの軽快さがどこまでも純粋に楽しい!
ここはライダーなら一度は走らないと損ですね。
本当に、できれば前後17インチのロードスポーツで走って欲しい道です。
この道はスーパー爽快ワインディングロードの決定版ですから!
それに渋峠は国道の最高標高ですから記念にもなります。
まだ走ったことのないライダーは是非どうぞ!
【渋峠/GoogleMap】
ちなみに、パーフェクトワールドの渋峠/滋賀草津道路にひとつ問題があるとすれば、あまりにも絶景すぎて走りに集中できないところです(笑)
ワインディングを味わうのも楽しいですけど、せっかくの非日常の世界、コーナーばっかり見てちゃもったいないですから。
バイクの楽しみかたは、ひとつじゃないってこと。
もちろんGSX-S1000Fにはツーリングペースに対応する優しさも標準装備されておりますのでご安心を!
次は『酷道』と名高い峠へ『GSX-S1000F』でチャンレジ!
次は『酷道編』に続きます!
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