ジクサーSF250は真面目に走りを考えている
このホイールのデザインも素敵ですよね……切削されていてデザインも凝ってる上に軽快感もあってスポーティ!
じゃなくて!
フロントフォークは動きの良い正立フォークを選択。インナーチューブ径は直径41mmあるので、十分以上の剛性も確保されていると見るべきです。
そしてブレーキローターにはΦ300mmの大径ディスクを採用しています。
キャリパーもブレンボのセカンドラインであるBYBRE製を装備。
ABSは、この価格では信じられないですが標準装備です。しかも、前後輪を別々に制御する2チャンネルABSですから安心感も高い。
個人的にはブレーキのマスターシリンダーを最適化して、効力が早めに立ち上がる仕様にしているというメーカーのテストライダーさんの言葉が気になっています。
走るうえではブレーキタッチとかフィーリングは、何よりも大事ですから。
このあたりから、ジクサーSF250はまず、ちゃんと『止まる』ことを意識しているな、と感じるんです。
走るために、きちんと止まる性能を確保しているってことですね!
ジクサーSF250のハンドリングは?
実走行や跨ったことが無いので、確たることは言えませんがネイキッドのジクサーと比較すると、ジクサーSF250のハンドルは57mm遠く、62mm低い位置になります。
これだけ違えば、ライダーの重心もけっこう変わってくるでしょう。
そのためジクサーSF250はバネレートや減衰特性も変更して、よりフロントの接地感を高め、積極的に操るセッティングになっているとのこと。
そしてジクサーSF250はフルカウルなので、ネイキッドと違って、重量物であるヘッドライトユニットがフロントフォークにマウントされていないんです。
カウルごとフレームに直接マウントされているから、そのぶんフロントフォークの負担が減ります。
ヘッドライトユニット程度の重量でそんなに変わるの?と思うかもしれませんが、これは乗り比べたら誰でもわかるくらいには変化があります。
よりニュートラルでスポーティなハンドリングになることが予想できる部分です。
リヤサスペンションはプリロードを7段階に調整可能。
あまりセッティングを変更する人はいないかもしれませんが、ボクは(かなり)体重が軽いので、けっこう気にしたりするポイントです。
なので、あると助かることは間違いありません。
そして、フレームはジクサー150をベースに強化。スイングアームも太くして剛性をアップしています。
ホイールベースはジクサー150と同じ1345mm。
キャスター角やトレール量は調整されていますが、ジクサー150のような軽い動きが期待できそう。
重量だって250ccクラスでは158kgと軽量ですからね。
走りには期待しかありません。
新設計の油冷エンジンも面白そうですしね!
スズキの新型『油冷エンジン』って?
ジクサー250SFはコスパも含めて『買い!』じゃない?
走りの性能に妥協が無くて、価格帯も現実的。
あとはこのスタイルが気に入れば、買わない理由はありません。
まぁバイクのスタイルの好き嫌いだけは個人ごとに千差万別ですから何とも言えませんけど、このデザインは誰が見てもカッコいいと感じると思います。
そのうえで、少なともジクサー250SFを買って、走りで不満があるようなことは無いだろうと予想している訳です。
COLOR VARIATION/ジクサーSF250
実際に乗ってみないことには、何とも言えませんけどネ……ちょっと期待が大きいっていうのが本音です。
発売は4月24日。もう間もなく!
実際に乗ることができたら、またこの『スズキのバイク!』でご報告させて頂きます!