GSX-S1000のスタイルを踏襲した新型『GSX-8S』が登場!
ミラノショーで発表された新型GSX-8Sについての詳細情報です!
まずスタイリングですが、GSX-S1000の趣を感じさせるようなエッジの効いたスポーティさ。特に印象的なのはヘッドライトで、GSX-S1000と同じような縦目2灯となりました!
シュラウドのデザインも効いていて、かなり速そう?なイメージです。
これはやっぱり……SV650シリーズの後継機っていう位置づけになるんでしょうか。
新型『GSX-8S』は排気量776ccの並列2気筒エンジンを搭載
注目なのはまずエンジン。SV650シリーズがVツインだったのに対して、GSX-8Sは並列2気筒エンジンを搭載しています。
最高出力は83馬力を8500rpmで発生。SV650(2022)が72馬力なので11馬力アップとなります。しかし、それ以上に注目なのがトルクです。
最大トルク発生回転数は6800rpmでSV650シリーズと同じ。にも関わらず排気量アップによって大幅なトルクアップを果たしています。
しかも! スズキの新しい特許技術となる『スズキ クロスバランサー』の搭載によってエンジン単体の軽量化と小型化に成功。SV650シリーズに比べ大きくパワーアップを果たしているにも関わらず、車両重量は202kg(SV650は199kg)に抑えられています。
ちなみにこのエンジンは270度クランクを採用し、SV650シリーズが搭載しているVツインエンジンのようなサウンドを奏で、トラクション性能にも優れるとのこと。
コンパクトなボディの『GSX-8S』は快適にスポーティな走りを楽しめる?
ちなみにボディサイズですが、寸法は全長2115mmでSV650よりも25mm短くなっています。
実車を見ないと何とも言えないところはありますが、800ccクラスになったとはいえ、ボディサイズ自体はSV650シリーズ同様のコンパクトさをキープしてくる可能性が高いです。
ということは……コンパクトなボディで、202kgの軽さで、パワフルな83馬力でトルクもりもりのスポーツバイクになるということでしょうか? かなり走りが期待できるバイクになりそう!
ちなみにホイールベースはSV650より15mm長くなっており、トレール量はSV650より2mm長い106mm。キャスター角はSV650同様の25°となっています。
このあたりの変更がどう走りに影響するのか……こればっかりは乗ってみないとわかりませんね。
ひとつ言えるのは、かなり『面白そうなスポーツバイク』だってこと!
この後にはディテールなど詳細の解説を行うので、よろしければこのままお付き合いくださいませ!