最新の排ガス規制に対応したスズキの小さな巨人『ジクサー150』が2023モデルとして新色で登場! しかし今回は価格やスペックにもわりと変化が………

排ガス規制対応で『ジクサー150』の価格やエンジン性能が変わります!

高速道路に乗れる150ccという排気量と軽量で扱いやすいボディに加え、走らせかたによっては『逆燃費詐欺(?)』と言われるほど良好な燃費性能を誇るジクサー150が、2023モデルで最新の排ガス規制に対応し、新発売となります!

しかし、今回はちょっと気になる変更点あり……2023モデルのジクサー150のエンジンパワーや燃費性能などをまとめてお伝えいたします!

SUZUKI GIXXER(ジクサー)

画像1: 排ガス規制対応で『ジクサー150』の価格やエンジン性能が変わります!

2023モデルでまず目を引くのが新色『ソニックシルバーメタリック×パールブレイズオレンジ』の目新しさ。ここ最近のスズキ車には無かったオレンジが、ちょっと新しい雰囲気です。シルバーとの組み合わせでさらにスポーティーな印象に!?

2023モデルのNEWカラーではグラフィックも変更され、上記のシルバー×オレンジとは別に他2色がラインアップされています。

画像2: 排ガス規制対応で『ジクサー150』の価格やエンジン性能が変わります!

人気色トリトンブルーメタリックは従来型の場合、白のグラフィックの印象が強かったので、全体的には『ブルー×ホワイト』といった印象でしたが、2023カラーではブルーをメインにしてストリートスポーツ感をプラス。

差し色のイエローがこれまで以上に映えて、まとまりも出ています。

画像3: 排ガス規制対応で『ジクサー150』の価格やエンジン性能が変わります!

シンプル&ストリート感の『グラススパークルブラック』は全身ブラックの中にイエローが強く主張。現代的な雰囲気で若いライダーなどにもおすすめかも?

なんていうか、黒ってズルいんですよ……だいたい『黒いバイク』って素敵に見えることが多いので。ということで、こちらも上の『トリトンブルーメタリック』に引けを取らない人気色となっています。

エンジン最高出力1馬力ダウン! 燃費性能も……

画像1: ※写真は2022カラーです

※写真は2022カラーです

さて、2023モデルはある意味、ここからが本番。

まずエンジンですが最新の排ガス規制に対応することで最高出力が13馬力となりました。最高出力発生回転数は従来型と同じく8000回転のまま。2022モデルまでに比べて1馬力ダウンとなります。

そして最大トルクは13 N・m〈1.4 kgf・m〉 / 5,750 rpm となっており、従来型14 N・m〈1.4 kgf・m〉 / 6,000 rpmからわずかにトルクダウン。でも最大トルク発生回転数がすこし下がっているのは個人的には好印象だったります。

この変化が体感的にどう感じられるかは、正直に言って『乗ってみるまでわからない』です。

画像2: ※写真は2022カラーです

※写真は2022カラーです

単気筒エンジンのジクサー150は、スポーティな走りにおいて適切なギアを選んでいると、わりと一気にレッドゾーン付近まで回ってしまうので、ひょっとしたら変化を感じてる暇がないかもしれません。

懸念されるのは低~中速域のパワーフィーリングの変化ですが、これこそ何とも言えない。

当サイト『スズキのバイク!』で試乗できる機会を得たら、可及的速やかにお伝えさせて頂こうと思っています。

そして、何よりも気になるのが……

ジクサー150の燃費性能が……

ある意味、ジクサー150のアイデンティティとも言えるお化けレベルの燃費性能。

こちらも変化がありました。

画像: ジクサー150の燃費性能が……

2022モデルの定地燃費値55.3 km/L(60 km/h) ※2名乗車時

2023モデルの定地燃費値51.0 km/L(60 km/h) ※2名乗車時

なんと……低地燃費値で4.3km/Lのダウン。

しかしっ!

実際の燃料消費に近いWMTCモード値では……

2022モデルのWMTCモード値51.0 km/L ※1名乗車時

2023モデルのWMTCモード値50.0 km/L ※1名乗車時

あんま変わらないな。うーん、読みにくい。実際に走らせたらどう出るかわからないです。

だってジクサー150は、冒頭にも言ったとおり、乗り方&走らせ方によってはカタログ値よりも良好な燃費を叩き出す『燃費モンスター』ですから。そして、ジクサー150の燃費性能はロマンをくれるので、今回の変更は大いに気になるところです。

価格アップ! とはいえ、まだ余裕で40万円以下のお値段

画像: 価格アップ! とはいえ、まだ余裕で40万円以下のお値段

そして気になる価格ですが2023モデルのジクサー150は38万5000円となりました。従来型より3万3000円のアップとなります。

ここはすこし残念に思えますが、最近の為替市場や原価高騰の流れの中では致し方ないことでしょう。従来型までプライスがミラクルすぎた、という説もありますが……。

それでもまだ税込で40万円を余裕で下回ってるし……スズキさんの企業努力には感謝しかありません。

(下に続きます)

そして2023モデルの発売日は2023年1月27日(金)となっています。

最新の排ガス規制によって『小さな巨人』ジクサー150がどう変わったのか……これは我々『スズキのバイク!』として見過ごせる問題ではありません。

なるべく早めに実際に走らせてみた感想をお届けしたいと思っていますのでご期待ください!

ちなみに従来型までの『ジクサー150』の記事もよろしければお読みくださいね!

燃費チャレンジを含む『ジクサー150』の記事はこちら!

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